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ドラマ日記『光る君へ』(第43話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第43話「輝きののちに」。

三条天皇(木村達成さん)の暮らす内裏で度々火事が起こり、道長は三条の政に対する天の怒りが原因だとして、譲位を迫る。しかし三条は頑として聞き入れず対立が深まる。その後、道長は三条のある異変を感じ取る。

前回の第42話では、天皇主導の「親政」志向の三条天皇と反りが合わない道長が、憔悴し病に倒れ、あわやというところでまひろパワーで復活しましたが、即位して3年が経った今回は三条天皇の目が見えなくなり、耳も聴きにくい状態に。

どうしても譲位したくない三条天皇は、道長に対抗できそうな藤原実資(秋山竜次さん)を頼り。「直言居士」の実資は道長に会いに行き、行き過ぎを諫めるのですが、もはや聞く耳はなく。

一方、まひろの娘・賢子(南沙良さん)は双寿丸(伊藤健太郎さん)への恋心を明かしますが、双寿丸は大宰府へ行くこととなり。連れて行って欲しいという賢子の申し出を断り、「妹」認定。初恋はあっさり終了。

行成(渡辺大知さん)の「私を何だとお思いでございますか!」や、倫子(黒木華さん)の「私は殿に愛されてはいない。私ではない、明子さまでもない、殿が心から愛でておられる女がどこぞにいる」からの「たまには私のほうもご覧くださいませ、フフフ…」と他にも見所が多かった回でした。

予告では、「この世をばわが世とぞ思う」という有名な道長の和歌が流れました。これが1018年で絶頂期とも言えますが、病のために翌1019年には出家。「盛者必衰の理」。最終回は12月15日。残り5話。


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