![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173074840/rectangle_large_type_2_a482bc6d2c9f6074ad999be8af421243.jpeg?width=1200)
ドラマ日記『べらぼう』(第5話)
江戸時代中期、江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星さん)。お上に目を付けられても、面白さを追求。蔦重こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた痛快エンターテインメント大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第5話「蔦に唐丸因果の蔓」。
株仲間に入れず、落胆する蔦重。そんな中、源内(安田顕さん)の紹介で、須原屋(里見浩太朗さん)に出会う…。一方、唐丸(渡邉斗翔さん)の前にある男(高木勝也さん)が現れる。唐丸の過去を知る男は、唐丸を脅し次第に追い詰めていく。
因果(罪)が何だったかは明かされなかったものの、それは死罪に当たるもので、蔦重らにも罪が及ぶ恐れがあったことから、店のお金を少しずつ男に渡していた唐丸。しかし、それも限界で、ついに川に男を突き落とし、自らも入水。男は土左衛門姿で発見。唐丸は行方不明に。
鉱山トラブルを、蔦重の協力もあって何とか乗り切った源内。蔦重に語った「自由」についての言葉が沁みました。社会に従順で、組織に守ってもらった方が楽には違いなく。それでもなお、「我が心のままに生きる」という選択をしようとすれば、緊いことも仕方なし。
「自分の信じる通りやってごらん。でもな、人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ。何が起きても、誰のせいにも出来ないからね (ジブリ映画『耳をすませば』より)」
余談:幕府パートに一橋治済役の生田斗真さんと松平武元役の石坂浩二さんが出演していますが、二人の意外なつながりを思い出し。脚本家・倉本聰さんの『やすらぎの郷』に主演した石坂さん。生田さんの妻・清野菜名さんとの54歳差のキスシーンが話題となりました。まだご結婚される前ですが。