女優ノート『堀田真由さん』
気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2024年10月にスタートするドラマ『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』に主演する堀田真由さん。1998年生まれ。アミューズ所属。
「アミューズオーディションフェス2014」で、「WOWOWドラマ賞」を受賞した堀田さん。ちなみに、この時にグランプリを受賞したのが清原果耶さんで、「俳優・モデル」部門賞が金子大地さん。
最初に大きな注目を集めたのは、朝ドラ『わろてんか』(2017年)。主人公(葵わかなさん)の妹役を演じました。堀田さん自身も同作のヒロインオーディションを受けていたらしいのですが、仕事の都合で最終オーディションを辞退。
その後も、『チア☆ダン』(2018年)、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(2019年)、『恋はつづくよどこまでも』(2020年)、『危険なビーナス』(2020年)と、コンスタントにプライムタイムの連ドラレギュラーを務めますが、番手としてはまだまだ後ろの方でした。
ギアが上がってきたと感じたのが2022年。『クロステイル 〜探偵教室〜』でヒロインを演じた後、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では主人公(小栗旬さん)の正室役。
翌2023年、NHK『大奥』では徳川家光役という難しい役どころを熱演。『風間公親-教場0-』でも爪痕を残し、『たとえあなたを忘れても』で連ドラ初主演。『アンチヒーロー』(2024年)でもメインキャストで、重要なキャラを任されました。
推測ですが、オーディション同期の清原さんが、先に事務所から猛プッシュされ、朝ドラ『おかえりモネ』(2021年)に主演し、女優としての地位を確立したので、次は堀田さんが推されているのかなと。その期待に応えるだけのキャリアを積んできたことが、今日の開花につながってるのでしょう。