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お父さんは心配症…今週の『おむすび』(第2週)

“ギャル”の主人公・米田結(橋本環奈さん)が、あることをきっかけに “人のために役立つ喜び”に目覚め、“栄養士”を目指し、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく朝ドラ『おむすび』の第2週「ギャルって何なん?」。

結が書道部員とギャルとの交流の二重生活を始めた月曜日。書道部顧問・五十嵐郁美役として若月佑美さんが登場。若月さんと橋本さんといえば、ドラマ『今日から俺は‼』でのスケバン仲間。すでに既婚者で、夫は大河ドラマ『光る君へ』で、初回から話題をさらった藤原道兼役の玉置玲央さん。

「仲間が呼んだら、すぐに駆けつける」というギャルの掟により、片道40分超、運賃680円で天神に呼び出される結。「糸島フェスティバル」でパラパラを一緒に踊ろうと誘われるも、結が拒否ると一緒に写ったプリクラを家族にバラすと脅迫。それは掟の一つ「ダサいことはしない」になるのでは?

野球部の練習シーンが初めて描かれた火曜日。書道部では野球部応援のための横断幕作りが始まり、結は青春を噛みしめる。そんなある日、クラスメートながら、実はギャルの柚木理沙(田村芽実さん)が、突然結の家を訪ねて来て。

天神地下街登場。パラパラの練習に無理やり連れてこられた結。佐藤珠子(谷藤海咲さん)らが、キレキレのパラパラを披露し、「アユ(仲里依紗さん)の妹」ならできるだろうと挑発。まっ、本当はできますけどね。駅では父・聖人(北村有起哉さん)も、姉の話を持ち出し。結、涙でチャリ漕ぎ。

結を巡って、聖人と母・愛子(麻生久美子さん)の夫婦喧嘩が勃発した水曜日。8年前にもアユの素行を巡って家庭内がギクシャクしていたことが、回想シーンで描かれました。

皆が見守る中、風見先輩が横断幕に『一致団結』と書き、パフォーマンス大成功。お裾分けにしては多過ぎるイカを届けに来た陽太(菅生新樹さん)が、結に片思いというベタ過ぎる演出。高校野球予選当日、対戦相手校のピッチャーは「鬼怒川の河童」こと四ツ木翔也(佐野勇斗さん)でした。

翔也が球速145キロの超高校級ピッチャーであることが判明した木曜日。結の高校は、応援虚しく敗れ。翌日の新聞には、一躍ヒーローとなった翔也が「福西のヨン様」と書かれていて。2004年のこの年の流行語大賞トップテン入賞には、「冬ソナ」がありました。

後日、海で黄昏る結は、走り込みをしていた翔也と再会。以前のトマトのお礼に、栃木のイチゴを大量にもらいました。ハギャレンの真島瑠梨(みりちゃむさん)の背景も描かれ、裕福な家庭ながらお金だけ与えられて、放置状態。夜中、中洲をふらふら歩いていると、ナンパ男たちに囲まれて…。

瑠梨が警察に補導された金曜日。保護者の連絡先を教えないことから、ついには署の少年係に連れて行かれそうになりますが、瑠梨はダメもとで結に連絡。

時間切れで瑠梨が少年係に移送されそうになったその時、結とハギャレンの仲間たちが到着。未成年では瑠梨は返せないと警官が突っぱねたその時、愛子が現れ、あっさり解放。アユの時に慣れているんでしょうね。ハギャレンと絆を深めた結は、ついにパラパラに本気で向き合うことに。

ギャル編はまだ続くようですね。視聴率もだいぶ下がってきてますので、脱落者が増えてるんでしょう。ハギャレンのメンバーの背景も少しづつ深堀されてきたので、一周目よりは見やすいかな。

余談①:松山ケンイチさんによる、前の朝ドラ『虎に翼』初見視聴&感想が完結。基本、俳優&制作サイドに寄り添いつつも、編集や脚本への一部疑問も交えたこうした試みは、初めてでは?いや、楽しませてもらいました。お疲れさまでした。

余談②:今年の『紅白歌合戦』の司会が有吉弘行さんと『あさイチ』の鈴木奈穂子アナウンサー、そして『おむすび』の橋本環奈さん&『虎に翼』の伊藤沙莉さんという、W朝ドラヒロインが起用されました。年末までには、朝ドラが盛り上がってるといいですね。


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