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ドラマ日記『時をかけるな、恋人たち』&『くすぶり女とすん止め女』(初回)

令和の時代を生きる主人公・常盤廻(吉里里帆さん)が、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太さん)と出会い、一緒に違法なタイムトラベラーを取り締まることになるタイムパトロール・ラブコメディー『時をかけるな、恋人たち』の初回。

令和の時代を生きる常盤廻。広告代理店でアートディレクターとして働き、後輩から慕われ、仕事では“辻褄合わせ”が大得意。でも、恋となると、いつもあらゆる“一線”を超えられない…。ほんのり恋心を抱いていた会社の後輩・広瀬航(西垣匠さん)にも思いを告げられず、人知れずヤケ酒で涙…。

公園のベンチに廻が座っていると、突然地下にワープ。そこは時空管理局パトロール部で、翔が「やっと会えた」と意味深発言。混乱する廻でしたが、歴史を改変するタイムトラベラーを取り締まる手伝いをする羽目に。

廻と翔の本筋とは別に、毎回登場する違法タイムトラベラーを巡るサイドストーリーが見どころとなる模様。初回は『アンナチュラル』屈指の神回で名演を見せた泉澤祐希さん演じる未来人・横井大知と、現代の路上ミュージシャンの綿谷ジュン(吉澤嘉代子さん)との悲恋。

タイムパトロールに捕まった横井が、強制的に記憶を消される前にジュンに言った「記憶消されても忘れないから」という言葉は、恐らく本作全体のキーワードになるのでしょう。

未来に戻った横井がCDショップで見つけたものは、デビューしたジュンのCD。微笑む横井はジュンのことを覚えているのか、あるいは気に入ったCDを見つけただけなのか、余白の残るラスト。

夫・武(勝村政信さん)のモラハラに25年間耐え忍んできた専業主婦・郁子(西田尚美さん)と、恋愛も仕事も万年2番手な25歳会社員・ほのか(香音さん)が出会い、生きづらい現代社会に抗っていくシスターフッドドラマ『くすぶり女とすん止め女』の初回。

モラハラ夫に虐げられてきた2児の母、郁子は夫のある言葉をきっかけに離婚を決意する。経済的な自立のため、球場のVIP席担当のアルバイトを始めるも、初めての仕事に戸惑い、近くにいた社員のほのかに話しかける。

冒頭、いきなり郁子と武のベッドシーン。武はVRゴーグルを装着し、別の女性の映像を見ながら、郁子の体だけ借りているという酷い状況から、さまざまなモラハラが続くも、「○○よりマシ」と耐え続けてきた郁子。

しかし、学校を辞めたいという息子を武が侮辱したことから、家を出る決意をし実家に戻り、働くことに。そこで出会ったのがほのか。VIPのクレーム対応に震えていたほのかに声をかけた郁子。

逆に、郁子のクレーム対応は評価され、PR会社の部長・八田誠(渋谷謙人さん)にスカウトされたところで終わりました。どうやら武と同じ会社のようです。


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