女優ノート『吉高由里子さん』
気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2024年の大河ドラマ『光る君へ』に、紫式部役で主演する吉高由里子さん。アミューズ所属。
織田裕二さん主演の『太陽と海の教室』(2008年)という、フジテレビの「月9」ドラマがありました。生徒役で出演していたのが、岡田将生・北乃きい・濱田岳・谷村美月・大政絢・賀来賢人・前田敦子(ここまで敬称略)、そして吉高さん。すごい面子だなあ。
2009年に入ると、『ラブ♥シャッフル』『白い春』と連ドラ出演が続き、小栗旬さん主演の「月9」だった『東京DOGS』ではヒロインに。この作品でかなり知名度を高めた印象(映画好きなら前年公開の『蛇にピアス』も)。
『美丘-君がいた日々-』(2010年)で連ドラ初主演。『ガリレオ』第2シーズン(2013年)では、柴咲コウさんに替わって湯川(福山雅治さん)のバディとなるヒロイン役。そして、朝ドラ『花子とアン』(2014年)に主演。その後、2年間休業する辺りが吉高流であり、アミューズの懐の深さだなと。
朝ドラに主演したからと言って、その後も民放ドラマに主演し続けるという例は一握り(波瑠さん・高畑充希さん・有村架純さんなど)で、吉高さんはその一人。
復帰後の『東京タラレバ娘』(2017年)を皮切りに、『わたし、定時で帰ります。』(2019年)、『知らなくていいコト』(2020年)と主演を続け、『危険なビーナス』(2020年)ではヒロイン役に回りましたが、今のところ民放ドラマの代表作『最愛』(2021年)にも主演。東京ドラマアウォード2022連続ドラマ部門グランプリなど、数多くのドラマ賞を受賞しました。
そして大河ドラマ主演女優に。朝ドラと大河の両方で主演を務めたのは、松嶋菜々子さん、宮﨑あおいさん、井上真央さんに続く、歴代4人目。それだけ稀有な女優さんということですね。
余談:年末恒例の『ドキュメント72時間 年末スペシャル』がNHKプラスで配信中です。今年は辛口ドラマコラムニスト&イラストレーターの吉田潮さんも参戦。この時期、地上波で見る番組がない、という方は是非。
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