ドラマ日記『鎌倉殿の13人』(第43話)
鎌倉時代、源頼朝(大泉洋さん)に学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時(小栗旬さん)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く大河ドラマ第61作『鎌倉殿の13人』の第43話「資格と死角」。
修行を終えた公暁(寛一郎さん)が帰還。その胸には鎌倉殿となることへの強い意志を宿しており、乳母夫である三浦義村(山本耕史さん)と共謀する。一方、義時と実衣(宮澤エマさん)も実朝(柿澤勇人さん)の言動に不満を抱き、思案を巡らせていた。
毎回面白く、ますます情報量が多くなっていく『鎌倉殿』。義村と実衣のどつき合い。政子(小池栄子さん)と上皇の乳母・藤原兼子(シルビア・グラブさん)との交渉ぶり。付添の時房(瀬戸康史さん)と上皇(尾上松也さん)との蹴鞠対決と肩パン。
最高に感じが悪い源仲章(生田斗真さん)と義時の妻・のえ(菊地凛子さん)との不倫匂わせ。「棒」演技すら上手すぎる山本さん。来週のサブタイトルは「審判の日」。最後の晩餐で、13番目の席についていたとされるイエスを裏切った弟子のユダ=公暁という見立てかな。
余談:昨夜も『silent』をリアタイ。今回も唸る出来。しかし、次週はサッカーW杯中継で放送休止…。