ドラマ日記『日曜の夜ぐらいは…』(第2話)&『だが、情熱はある』(第5話)
母と二人暮らしの岸田サチ(清野菜名さん)、タクシー運転手を続ける野田翔子(岸井ゆきのさん)、祖母と工場勤務を続ける孫娘・樋口若葉(生見愛瑠さん)の3人が運命的に出会い、友情を育むことから始まる、笑いあり恋愛要素ありのセリフ量多めの会話劇『日曜の夜ぐらいは…』の第2話。
サチ、翔子、若葉が出会ったバスツアーから数週間。連絡先の交換を断り、やりきれない日常に戻ったサチだったが、嫌なことがあると翔子や若葉と話したくなっている自分に気づく。
バスツアー後の3人の鬱屈とした人生がより深掘りされた今回。サチについていうならば、自分のせいで母・邦子(和久井映見さん)が車椅子生活となり、母と離婚した父・博嗣(尾美としのりさん)に頼れないため、必死にバイトしていたのでした。『あまちゃん』の尾美さんは今回はクズキャラなのかな。
再びバスツアーが開催され、翔子と若葉は再会を喜ぶのですが、そこにはサチの姿はなく。しょんぼりな二人でしたが、動き出したバスの前に立ちはだかる一人の女性。そう、サチでした。前回のツアーで3人で買った宝くじ。なんと、サチが1等3000万円が当たり、三人で山分けの約束を馬鹿正直にも守るためでした。
脚本家・岡田惠和さんが時々やりがちなファンタジー色が出ちゃったかな。次回のあらすじを読む限りは、すんなりとはいかないようですが。
オードリー若林正恭さんと南海キャンディーズ山里亮太さんの面白すぎる人生をドラマ化!。嫉妬、劣等感、自意識過剰に人見知り…。そんな負の感情を燃料にしてきたふたりの笑いと涙、切なくて、そして勇気が出る実話『だが、情熱はある』の第5話。
2003年、若林正恭(髙橋海人さん)と春日俊彰(戸塚純貴さん)は煮詰まっていた。オーディションに落ち続け、売れる気配が少しもない。一方、ピン芸人として不遇の時を過ごす山里亮太(森本慎太郎さん)は、男女コンビに活路を見いだし、しずちゃん(富田望生さん)獲得作戦に動き出す。
ピン芸人・イタリア人とし活動する山里でしたが上手くいかなくて。そんな時、いずれ彼女になる丸山花鈴(渋谷凪咲さん)の「ライバルがいない方が勝ち目があるから」という言葉にヒントをもらい、ライバルの少ない男女コンビを目指しました。
すでに他の男性芸人と組んでいたしずちゃんこと山崎静代(富田望生さん)に狙いを定め、横取り作戦に動きました。前回、ちょろっと出てましたが、富田さんも相当本人に寄せてますね。身長はどうしようもないですが。
ストーカーまがいで情報を集め、しずちゃんを呼び出して本気で口説き始めた山里。「この台本に未来を感じたら、オレとコンビ組んでくれませんか?」と熱い語り口。そして、しずちゃんはコンビ解散し、山里と組むことに。今回のメインは南海キャンディーズ誕生物語でした
余談:昨日の『あさイチ』プレミアムトークのゲストは、日本テレビの水卜麻美アナと結婚した中村倫也さん。なかなか面白い回でした。