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「広さを人間はイメージできない」

『運動場の面積を測りましょう。ただし、使っていいのは鉛筆一本、紙一枚と、ここにあるアイテム一つです。』

年度も末にせまってきたので、ここらで特活的な『悪問』を取り入れてはいかがでしょうか?学校によって運動場の形が異なるので、該当学年は多少前後します。ほぼ長方形なら、4年生から。やや凸凹図形なら、5年生から。円の形も入っているのなら、6年生から取り組めると思います。

なお、ここで使うアイテムは、15cmものさし、教師用1mものさし、教師用分度器、教師用三角定規、メジャーetc… で結構です。とにかく工夫して測るしかないよ、と伝えれば、否が応でも工夫します。


答えの出し方ですが、
「運動場の縦と横の長さを大体はかって、図にまとめる」
「その図の面積を求める」で、出すことはできます。

ちなみに、正解は、各学校から毎年出ている冊子をごらんください(担任名とか、教科の計画が載ってる、教務の先生が必死にまとめて作って下さるアレです!)アレの最初の方のページの「学校概要」に大概書いてます。
中には学校名をググれば面積が出てくる場合もあるので、タブレットを使わせる場合はお気を付けください!


子どもたちにとって、面積は何ともイメージしにくい単元です。我々も、45㎢がどうの、と言われてもピンときません。しかし、5km×9kmかと長方形でえがけば何とかなります。

人間は1㎠や1㎡がいくつ分より、縦と横の長さで面積はイメージするものなのです。早いうちに、面積は長さ×長さだと、イメージできるようにしようと私は教室で言っています☆彡

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