あくひらく/ST

”リハビリテーション業務に魔法をかけよう” 読者して咀嚼し嚥下する言語聴覚士 セラピスト目線で読書感想文をアウトプット 10年病院勤務2回育休取得/2歳差姉弟育児 高まる自意識と闘いロジカルデジタルハートフルな自己成長目指しています。

あくひらく/ST

”リハビリテーション業務に魔法をかけよう” 読者して咀嚼し嚥下する言語聴覚士 セラピスト目線で読書感想文をアウトプット 10年病院勤務2回育休取得/2歳差姉弟育児 高まる自意識と闘いロジカルデジタルハートフルな自己成長目指しています。

最近の記事

[雇用の未来]言語聴覚士の読書~10年後に食える仕事食えない仕事~

病院ST(言語聴覚士)が読んだ本を咀嚼し嚥下する。リハビリセラピスト×ビジネス、時々短歌、自己啓発本の読書感想文。 [専門の知識も技能もベースには淘汰されない感情ワーク] ーーー はじめに[私と職業選択] 前回の記事では、食についてのSTの志望理由とその誇りを綴った。私がもう一つ言語聴覚士を志した理由としてコミュニケーションの難しさと大切さを痛感してきたから、というのがある。とはいっても大仰なものではない。リハ職の同業者に「どうしてこの職業を目指したのですか?」と尋ねる

    • [食のイノベーション]言語聴覚士の読書~フードテック革命~

      病院ST(言語聴覚士)が読んだ本を咀嚼し嚥下する。リハビリセラピスト×ビジネス、時々短歌、自己啓発本の読書感想文。 [直接の嚥下訓練始めましょう、ゼリーかムースかとろみ水か] ーーー はじめに[私と食×] 「食べることと話すことが好きだからです」これは大学入試、実習、就職先、その他あらゆる場面で「どうしてSTを目指したの?」と問われた時の私の答えだ。高校生の頃進路を決めるにあたりあらゆる医療職をチェックした。言語聴覚士という食べることとコミュニケーションのリハビリテーシ

      • [コーチング]言語聴覚士の読書~1兆ドルコーチ~

        病院ST(言語聴覚士)が読んだ本を咀嚼し嚥下する。リハビリセラピスト×ビジネス、時々短歌、自己啓発本の読書感想文。 [彼方より1兆ドルのコーチから伝わる教えが訓練室へ] ーーー はじめに[私と指導]平々凡々な人生を送ってきた私にとって、人生で一番辛い時は?と尋ねられるなら間違いなく臨床実習と答えるだろう。そのはじめての連続は、わからないことがわからない、求められることがわからない、という苦い思い出だ。指導者の先生は初対面時に「君の前に2回連続実習中止になってるからがんば

        • [データ]言語聴覚士の読書~FACTFULNESS〜

          病院ST(言語聴覚士)が読んだ本を咀嚼し嚥下する。リハビリセラピスト×ビジネス、時々短歌、自己啓発本の読書感想文。 [回復は奇跡じゃなくて本人の努力と支えるEBMです] ーーー はじめに[私とドラマチック]私はどちらかといえば現実主義で成果主義だ。こそこそTwitterで呟いているのも、仕事の姿勢や社会の見方について、同僚や友だちと本音で話すと共感を得られにくく呆れられてしまうことが想像できるからである。それでも私は社会問題という強烈なドラマチックの渦にのまれてしまうこ

          [国際]言語聴覚士の読書~世界のニュースを日本人は何も知らない〜

          病院ST(言語聴覚士)が読んだ本を咀嚼し嚥下する。リハビリセラピスト×ビジネス、時々短歌、自己啓発本の読書感想文。 [流れ行く雲の速さもディマンドも見ようとしないと見えないもの] ーーー はじめに[私とニュース]令和の時代、新聞を取らずテレビをほとんど見なくなってしまった私が触れる主なニュースはスマートフォン越しだ。yahoo、LINE、Twitter、様々なアプリをクリックすれば最新情報が目に飛び込み、ニュースに触れることができる。情報収集も効率化の時代だ。父が朝一番

          [国際]言語聴覚士の読書~世界のニュースを日本人は何も知らない〜

          [AI]言語聴覚士の読書~AIvs教科書が読めない子どもたち/AIに負けない子どもを作る~

          病院ST(言語聴覚士)が読んだ本を咀嚼し嚥下する。リハビリセラピスト×ビジネス、時々短歌、自己啓発本の読書感想文。 [数値化のできない傾聴積み重ねAIには譲らぬラポール] ーーー はじめに[私と人工知能]私はスマートフォンデビューをしたときからiPhoneを使い続けている。家では家族でiPadも使用し、3歳の娘もyoutubeで動画をみたりアプリで遊んでいる。ニュースで気になるワードも、今日の天気も、外食に迷った時も、まずsiriに尋ねる。そんなデジタル時代の利便性を毎

          [AI]言語聴覚士の読書~AIvs教科書が読めない子どもたち/AIに負けない子どもを作る~