2024/5/8 魔法
もうやだぁーーと泣き出した夕飯。
疲れてる、がんばってる、と思う。
家ではもっと甘やかさなきゃ。
小学校はたくましく、長い道のりもがんばって通っている。行きは登校班で30分、帰りは1年生だけで歩くからか、40分くらいかかっているみたい。
それでももう私には絶対にお迎えに来ないでほしいらしいし、なんだかいきなりトイレのドアもしっかり締めて次女が開けようとすると怒るようになったし、前髪気にするし、1人で寝ようとするし、急にぐんとお姉さんになった。
それでもヘトヘトな毎日、我慢の多い毎日、よく頑張ってると思う。
寝る前までには機嫌を取り戻し(泣いた原因はご飯を少し服にこぼしたことだったんだけど、今日はうまくいかないことばっかりで、泣けてきたらしい)、それから秘密の話をしてくれた。
朝、通学班で歩いている時、人差し指と親指をこすり合わせると、風が吹く話。
「私は風の魔法を使えるかもしれない」という話。
なんてかわいい話よ。
6年生の班長さんの後ろを黙々と歩きながら、そんなこと考えてる娘を想像する。
あぁずっと、「かもしれない」って思っててほしい。ずっと心に持って、わくわくどきどきしてて。
こんな想像と、それを私に打ち明ける心の素直さとかわいさと。なんてことよ。
一歩一歩、お姉さん。
けど、魔法を使えるあなたはそのままで。
GWは習い事の発表会もありました。
がんばってる。がんばった。