2024/6/4 彼女
長女、バンソーコーを貼って帰ってきた。
体育の授業中に転んだらしい。
けど、泣かなかったって。
血がだらーっと流れたと言っていて、
あらー、泣いちゃった?と聞いたら
そういえば泣かなかった〜、なんでだろう〜
そういえば泣かなかったよー
と自分でもその事実を嬉しそうに確認していた。
それがたとえ同じ6歳でも「幼稚園生」だったら、泣いてたよね。
「小学生」になったから、泣かなかったんだと思う。
なんかそれくらい、小学生になった自覚とか自立心とか、そういうものをわかりやすく感じる日々。
ずっとお母さんと手を繋いでいたところから、今は自分だけで、1人で、歩いている。歩こうとしている。
それは私の知らない長女でもある。
私が知ってる長女は、小さなことで涙が出てしまう長女だから。
転んでも泣かずに体育の授業を続けた。
それは、私の知らない「彼女」になっていく感覚がした。
(体調不良後、なんだかひとまわり強くなったのか、イライラもなくなった。学校でも遊べるようになってきたみたいです。)