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asdot2020
氷河期世代年金を作るべき
今日あるニュースを目にした。
なんでも新卒の若手社員は給料がアップして、氷河期世代は上がらないというニュースだ。
今の若い人は僕ら氷河期世代とは違ってパワハラ無い、特殊な職種でない限り就職は簡単、給料はグングン上がっていく僕ら世代からしたらまさに天国にいる。
果たしてこのままで良いのだろうか?
僕の祖父は海軍として戦争に行き、戦争が終わったら軍事年金というものが出てた。
国が戦争に行ってくれた軍務経験のある者に年金を出してた。
それがなかなかの額だったらしくて、僕の祖父の世代はそのおかげでそれなりに余裕のある生活ができていた。
僕は就職氷河期もある意味経済戦争の犠牲者であったと思う。
自殺者は三万人を超え、ホームレスになる若者、生活保護を受けられずに犯罪に走る若者、何よりこの世代多くの人々がメンタルを壊し障がい者になってしまった。ベトナム戦争に派兵された米軍兵と同じで、時代に病まされてしまったのだ。
だから祖父の代の軍事年金に習って、「氷河期世代年金」の制度を作るべきだと思う。
氷河期にはもう社会で再スタートする力は残されていない。
半死半生のボロボロの状態である。なんとか自殺せずに生きてる人達がとても多い。
だから残された救済処置は、氷河期世代だけは特別に60過ぎたら普通の年金とは別に氷河期年金をもらい、せめて老後は豊かに暮らしてもらうとする体制をとるべきだ。
そしてその保障は今の若い人たちがするべきだ。
なぜなら若い人たちは僕ら氷河期世代に比べ遥かに優遇された世界に生きているのだから、せめて大人になってそれなりの社会的地位を持ったら氷河期世代の為に納税すべきではないだろうか。
もう日本の氷河期世代に残された世代間を超えた平等案はこれしかないと思う。