ボードゲームは教育に有効か?

どうも、はっぴーです。

プロフィールの【挑戦】に記載しているミッション車運転、ここ数日近場の農道とスーパーで練習を積んだので、今日は少し距離を伸ばしてみたけど、相変わらずふかしすぎの状態です…

今日noteに書く内容は、、、

ボードゲーム×教育について調べてみたことの紹介。

ボードゲームが教育にどのように利用できるだろうか?というのを何となく以前から考えていて、文献調べた結果、名古屋大学の有田隆也氏の論文

”Educational Uses of German-style Board Games for Imparting the Joy of Thinking and Developing a Zest of Living”というものを見つけた。

論文読むなんて大学生以来だけど、これは日本語で記述されているので内容把握はサラッとできた。名古屋大学の初年次学生教育の授業にてボードゲームを導入したという著者の経験から、ドイツボードゲームの特徴であったり、そこから得られる能力などが書かれている。

ボードゲームの教育にもたらす効果として、「思考力のトレーニング」+「コニュニケーション、社会的インタラクションにかかわる力のトレーニング」が必然的に出来るという点がある。

また、ボードゲームを教材として扱うことに関して、ドイツボードゲームの特徴が6つあり、下記に引用する。

“1)比較的単純なルール(たとえば 5,6 ページほど)

 2)比較的短い所要時間(30 分ぐらいから長くても 2 時 間ほど) 

3)運まかせではなく,戦術,戦略が要求される(ただ し,囲碁,将棋ほどには熟達に応じて初心者との差が開いていかない) 

4)直接的に他プレイヤーを攻撃する場面は少なめ 

5)勝利に近づくほどより有利になったり,他プレイ ヤーが脱落していくということは少なく,全員が最後まで楽しめる工夫

 6)ゲームのパーツ(コマなど)を木製にするなど,素 材やデザインに配慮”

名古屋大学の授業では、生徒がボードゲームのルールなどをプレゼンで説明、他のメンバーがプレイしてみるという流れで実践形式のものをされたそう。うらやましい!そんな授業楽しいに決まっている!

でも、楽しいだけじゃなくて、プレゼン力、ルールの理解力や説明する力、戦略の分析など実力を付けられるということで、実際に学生にも好評だったそう!

このインプットから得たことは、ぼんやりと教育にも活かせるかな?って思っていたものが、具体的にどういう面でという理解が進んだこと。

それから、以前のノートでただただカタン面白いよねって書いたけど、

https://note.com/akosi_happy/n/n463f508fec65

その裏付けというか、こういう理由で熱中するのかと納得できるボードゲームの特徴を知るという収穫もあった。

例えば、囲碁や将棋は初心者<熟練者と差が開くけれど、ボードゲームはそれほど差が開かないという特徴が記載されている。これは、ボードゲームを新しく始めてハマった理由だなと思う。もし一緒にやってくれた経験者が強すぎると経験者の遠慮だったり、初心者の弱さだったりで嫌になってしまうけど、ボードゲームはそれがない。2、3回すれば、あとは戦略次第なので平等に戦える。

今回は、テーマに沿ってインプット⇒アウトプットという流れをやってみた。たしか、本来はインプット(読む)前に自分の知りたいことをまとめおくと良かったはず… 詳しくは忘れたけど、「目的がなければ情報は素通りします」なので、ちょっと意識しておこう。

機会があれば、ボードゲームを教育的な場で実践してみようと思います。

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