教員採用試験一発合格と成功体験×固定概念
漢字ばっかのタイトルになってしまいました。もうすぐ4月この時期になると、教員採用試験のラストスパートをかけるべく、毎日、バイトとボランティア活動、自炊と睡眠以外ほぼ勉強してたことを思い出します。
そのおかげで大学4年時に教員採用試験に合格しました!私の専攻の倍率は15倍くらい。順位は2位でした。一般職の就活をやらず一本で勝負したから。これが高いのか低いのかは分かりませんが、合否を父に伝えに実家に内緒で帰って、父が母が亡くなった時以来ぶりに泣いたのを今も覚えている。
とにかく試験を受けた時、自信しかなかったんだよね。絶対受かるわっていう。それくらいまで自分を持って行けたし、勉強もリズムに乗れてた。
それも大学の図書館のおかげもあって、過去10年間の全国の教員採用試験の過去問があったんだよー。とりあえず、10年分ひたすら47都道府県分解いたわけ。教育法規とか変更箇所の問題は新しい法規の最新版のみ解く。そして、面接練習は、いろんな先生やボランティアで行ってた学校の先生たちにも協力してもらって、練習するのみ。そうすると、徐々に楽しくなってきて、早く試験受けたいな。これは絶対受かるわって、どんな問題がきても怖くないと思える境地まできた。
あとは、規則正しい生活がよかったと思う。朝4時半に起き、ご飯食べてバイトへ行く→9時から授業。昼食後→授業か図書館へ、夕方はバイトかボランティアへ、帰宅し夕食後、翌日のお弁当を作り、図書館で勉強し23時までに就寝!これは今思うと、若さと勢いではなかろうかと思う。こんなかっちりしてると、たまに行き詰まるので、オフをとり友達と息抜きすることも忘れずに。
これが私の人生の成功体験の一つ。自己肯定感が一気に上がった体験の一つでもある。その後実際、働き出してだだ下がりになったんだけどねーその話はまた今度。
自分だけの努力だけで成し遂げた成功体験はこれ以上は今のところない気がする。オーストラリアの永住権は、夫婦で勝ち取ったって感じだし、海外で学校を卒業したこともあるけど、なんだか最初の成功体験に依存しすぎて、そこまで上がらなかった。不思議だね。こうやって書きながら整理中。
私海外に来るまで本当に狭い自分の固定概念の領域でしか生きてこなかったんだとつくづく思う。
なんていうか上が決めた決まりは絶対守ってもらいますよ的な人にいつの間にかなっていて、それに反論する親もいるわけよね、そりゃ。でも、ないながら戦ってしまったんだよ。今お思うと、受け入れてその親子が納得できるようにしてあげればよかったなーって思うな。まー上司も助けてくれてそこは丸く収まったんだけど。
海外旅行に行くと、バスや電車並ばない人結構いるじゃない?並ぶという概念、慣習がないのだからそれがその人たちにとって当たり前でしょ?それなのに以前の私はバスは並んで待つものだという固定概念で自分価値観に当てはまらないから勝手にイライラしてた。この体験も私にとっては、とても大事な気づきを与えてくれた。やはり、固定概念というものは、意識して取り除いて生きていきたい。
目標を立てて生きていかなきゃないけないなんて誰が決めたの?目標なんかなくっても毎日笑って楽しく生きて自分を追い込まない方が幸せだと気がついたお話でした。
数年前に読んだ絵本なんだけど、そんな生まれ方もあるのね
とまたひとつ私の固定概念を壊してくれたページを今回のブログ写真にしました。バーバパパが庭で生まれたなんて。なんだかワクワクするね^^
読んでくれてありがとう💛