良い君主になるには
1512年、
約500年前の君主論による良い君主になるにはの教えです。
良い君主とは力量と運を持つ者。
土台は法律と自国の軍をもつこと。
君主の職務は武力に関わる本道のみに邁進すること。
君主は悪徳であっても行使しなければならない時がある。
君主の振舞い方として、
ケチ、恐れられる存在、信頼ある人間と思わせる、
勝っている間はOK、尊敬のために白黒はっきりする。
運命を打ちのめすほどの勢いで、
人間の活動も運命に影響を及ぼしている。
運命は変化する。
変化に応じて臨機応変に果断に進む。
運命を征服するため、
打ちのめしたり突飛ばしたり、
機会を手に入れるため、
荒々しい行動をとる。
加害行為は一気につぶしにかかる。
信義は力、偉大な事業を為すは力である。