【silent】 懐かしさという痛みを感じて #009
「silent」第1話を視聴して、中高時代に好きだった人のことを思い出しました。
中学校のときに好きだったその人とは、別々の高校に進学したので、ずっと会えずにいましたが、ある日、偶然にも街で再会しました。他愛のない話をして、「またね」と言って別れたあと、私は、心がズキズキと痛くなって、涙が止まらなくなりました。
その日のことをこのドラマを見て思い出しました。
「silent」の第1話では、26歳の青羽紬(川口春奈)が高校時代の恋人である佐倉想(目黒蓮)を偶然駅のホームで見かけて、想との高校時代の日々を思い出す場面があります。
高校時代の2人はとても幸せそうに笑ってて、「週5」で好きな人に会える喜びや、一緒に登下校をしたり、好きな音楽を聞いたりするかけがえのない時間が、テレビ画面いっぱいに映し出されていました。
最近、どこで聞いたかを思い出すことができませんが、「人間にとっての一番の痛みは、懐かしさだ」という言葉を聞きました。
紬が想と再会して、高校時代の愛おしい時間への想いが募っていったように、私たちにとって、「懐かしさ」を感じるときが、もう戻れない日々を痛感し、一番苦しい痛みを伴う時間になるのかもしれません。
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