短気な私が『アンガーマネジメント』を読んでみた。
どうも!
飽き性ナおんな。です!
この記事はどんな記事?
この記事では、アンガーマネジメント入門 (安藤俊介)を読んだ感想をまとめます!
本を読むことに至るまでから、本を読んでみての感想までを、
ここに残します!
※読んでみた感想だけが気になる方は、『アンガーマネジメントを読んでみて』までスキップしていただければと思います!
それでは早速…
私の怒り変遷
学生時代の私
私は学生時代、いろんなことに対して怒っていたと思います。
急いでいる日に限って、信号に引っかかってイラッ。
雨のせいで朝から前髪が崩れて、イラッ。
体操着を忘れたことに気づいて、イラッ。
もちろん、毎日ではありません!
その日の気分にもよります。
それでも、学生時代は本当にちょっとしたことでイライラしていたな〜と思います。
そして、総じて「私は悪くない」が、強かったように思います。
大人になってきた私
最近は、イライラすることが減ってきたように思います。
信号に引っかかって余裕がないのは、家を出るのが遅かった自分のせい。
雨だから髪は崩れても仕方がない。
忘れ物をしたのは自分のせい(最悪、買えばいい)。
大人になると、自己責任だなと思える(場合によっては諦められる)ようになりました。
怒りに気づけるようになる
学生時代のように、しょっちゅうイライラしていた時は、自分が怒っていることにもあまり気がついていなかったように思います。
イライラしていることが、日常になってしまっていたといいますか…
(周りのみんなもよく、イライラしていた気がしますし?)
大人になった今は、怒ることが減ったからこそ、怒ってしまった時に、気づくようになりました。
「あ、今私怒ってたな」
「言い方きつかったかもな」
「顔に出しすぎたかもな」
という具合に。
気づくと、気になる。
気がつけるようになると、『怒り』という感情が気になるようになりました。
昔と比べると少なくなってきたとはいえ、私って短気だなという自覚があったので、なおさら。
「どうしてイライラするんだろうな〜」
「あまり怒ることがなさそうなあの人は、何も感じていないのだろうか?」
そんなふうに思っていた時、友達が『アンガーマネジメント』という本を読んだと聞きました。
それが、この本との出会いです。
アンガーマネジメントを読んでみて
まず、一番の発見は、「怒り」という感情を否定しなくてもいいということ。
私って、意外と「怒り」を原動力にしていた部分があるな〜!ということに気がつきました。
本でも途中で触れられていますが、怒りはうまくコントロールできればいいのです。
そして、それこそがまさに『アンガーをマネジメントする』ということです。
コアビリーフ
もう一つ新発見だったのが、コアビリーフというモノ。
人にはみんな、それぞれが「正しい」と思って信じている価値観、コアビリーフがあります。
「〜〜べき!」と思っていることがあれば、それがあなたのコアビリーフです。
これにはすごく納得でした。
自分のコアビリーフの存在に気づいたことはもちろん、他人が怒っているとき、自分にとっては「そんなこと?」と思うことが、その人にとっては大事な価値観だということに、気がつけるようになりました!
例えば、「デート代は男性が払うべき」と、怒っている人がSNSに溢れていた時期があったと思います。
私は正直、「そんなに怒ること?」と思っていました。
でもそれが、「ある人にとってはコアビリーフだったのか!」と気が付きました。
自分の『怒り』と向き合う
怒りを感じたら、それをノートにまとめるのがいいそうです。
ノートにまとめるときは、怒りを感じた背景と、怒り度合い(レベル)を残します。
そうすることで、自分が「本当は何に怒っているのか」、深掘りができるようになり、自分のコアビリーフが見つけられるようにります。
さらにその中でも、自分にとって何が特に重要な(レベルが高い)コアビリーフなのかがわかるようになります。
※私は日記など続かないタイプだと自覚があるので、正直ここまではやっていませんが(汗)
「怒る」という選択
そして最後にもう一つ、この本で書かれていたことで、ハッとしたこと。
それが、何かあったときに「怒る」かどうかは、自分が選択しているということ!
確かに。と思いました。
ある出来事に直面したとき、それに対して「怒る」という選択をしなくてもいいんです。
「怒る」代わりに、「反省」でも、「客観視」するでも、「悲しむ」でもいいですし。
表現の仕方も「会話」や「提案」をすれば良いわけです。
学生時代よりも自責思考になった私は、自然とこれができるようになってきていたのかも?と思いました。
また、本を読んでからは「怒りを感じた時」に、一瞬冷静になれるようにもなってきました!
自責思考と寛容性
・どんなことでも(怒るということでさえも)、自分が選択した結果。
・この世界には、いろんな人がいて、人の数だけコアビリーフがある。
この二つの感覚があるだけで、だいぶイライラすることは減るのではないかと思います!
まとめ
いかがでしたか?
短気仲間の方は是非、本を読んでみていただきたいです!
短気が治ったかというと…まだまだ改善途中です。
※私はワークも無視していますし(苦笑い)
それでも、「怒り」という感情についての理解が深まったのは確かです。
何より、シンプルに本として読みやすく、面白かったです!
さいごに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
少しでも何か発見になったり、面白いと思っていただけていたら嬉しいです。
最後まで読んでくださった、あなたの明日は充実した1日になること間違いなし☆