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ライターに必要な「企画力」とは?/第3期京都ライター塾アドバンスコース・受講レポート【第3回:企画を立てて原稿を書く】

2023年12月26日(火)、第3期 京都ライター塾アドバンスコース・第3回「企画を立てて原稿を書く」を受講しました。
1年の締めくくりに、「企画力」について、とにかくたっぷり真剣に考えた、1時間半。以下、当日のレポートをお届けします!

前回のレポート記事は、こちらです〜。


(1)課題「企画を立てる」のフィードバック

今回の講座のメインは、前回講座で出された課題「自分が書きたい媒体を探して、企画を立てる」をもとに、事前に受講生が提出した企画書に対して、講師の江角さん(えずさん)が、良い点や修正点など一人分ずつフィードバックしていくこと。それを他の受講生も一緒に聞きながら、企画の立て方や企画書の書き方を学びます。

グルメや旅行、子育て、韓国ドラマ、本の紹介と、受講生それぞれの得意分野や好きなもの・ことに紐づいた企画は多岐にわたり、どれも読んでみたい!と思うものばかり。

一方で、掲載媒体が定まっていなかったり、企画の意図がきちんと読み手に伝わる内容になっていなかったり…と、修正すべき点が、それぞれの企画書にありました。

(2)企画のポイントは、「具体的であるか」ということ。

例えばラーメン特集の企画ならば、どこのエリアのお店を、何店舗紹介するのか。どんなメニューで、いくらの価格帯なのか。企画書には、このような具体的な情報を落とし込み、読み手がページのイメージをできる内容にしなければ、忙しい編集部の方たちに、検討すらしてもらえない…。

言葉にすると、とても当たり前のことですね。
たんに書きたいな、というふんわりした想いをまとめただけでは、企画を立てたことにはならない。完成記事の構成や内容をしっかりイメージできて、取材先の候補がリストアップできている。そうした具体性をもつことで、はじめて、「企画」が立ち上がるのだと、実感しました。

その他に、特に印象に残った気づきや学びは以下の3つでした。

➊編集部は情報を持っている人に依頼したい。(=編集部が知らない情報をできれば強みになる!)
➋企画書は「鮮度」も大事!記事が掲載される時期を意識して、企画書を書くとよい。(例:新刊本のブックレビュー)
➋⑴~⑶の重なる部分を見つける。
 ⑴ 読者が読みたいもの・知りたいこと
 ⑵ 自分だからこそ書けるテーマ・書きたいこと
 ⑶ まだその媒体で書かれていないこと

(3)まとめ

えずさんによると、「企画力=具体的に行動する力」
今回の講座で、企画書のフィードバックを受けながらそれを学びつつも、ではすぐに企画力が身に付くかというと…私の場合、頭でわかっているつもりでも、なかなか行動が伴わないのが実態。

ですが、えずさんが講座の終わりに「ライターで仕事を企画して獲得するだけでなく、人生も企画できるようになると、自分の好きな企画ばかり立てればいいので、とても楽しい」といったお話されていたのが、とても印象的で。あぁ、自分の人生を、自分でもっと企画してもいいんだよなぁと、心の中で、つぶやいたのでした。

まずは、今回の講座終わりに出た、次なる課題「えずさんのインタビュー原稿を、企画を立てて、実際にインタビューして書く」ということにしっかり取り組んで、インタビュー記事をnoteにアップするまで、やりきろうと思います!

以上、第3回講座のレポートでした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました~。


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