ライターに必要な「企画力」とは?/第3期京都ライター塾アドバンスコース・受講レポート【第3回:企画を立てて原稿を書く】
前回のレポート記事は、こちらです〜。
(1)課題「企画を立てる」のフィードバック
今回の講座のメインは、前回講座で出された課題「自分が書きたい媒体を探して、企画を立てる」をもとに、事前に受講生が提出した企画書に対して、講師の江角さん(えずさん)が、良い点や修正点など一人分ずつフィードバックしていくこと。それを他の受講生も一緒に聞きながら、企画の立て方や企画書の書き方を学びます。
グルメや旅行、子育て、韓国ドラマ、本の紹介と、受講生それぞれの得意分野や好きなもの・ことに紐づいた企画は多岐にわたり、どれも読んでみたい!と思うものばかり。
一方で、掲載媒体が定まっていなかったり、企画の意図がきちんと読み手に伝わる内容になっていなかったり…と、修正すべき点が、それぞれの企画書にありました。
(2)企画のポイントは、「具体的であるか」ということ。
例えばラーメン特集の企画ならば、どこのエリアのお店を、何店舗紹介するのか。どんなメニューで、いくらの価格帯なのか。企画書には、このような具体的な情報を落とし込み、読み手がページのイメージをできる内容にしなければ、忙しい編集部の方たちに、検討すらしてもらえない…。
言葉にすると、とても当たり前のことですね。
たんに書きたいな、というふんわりした想いをまとめただけでは、企画を立てたことにはならない。完成記事の構成や内容をしっかりイメージできて、取材先の候補がリストアップできている。そうした具体性をもつことで、はじめて、「企画」が立ち上がるのだと、実感しました。
その他に、特に印象に残った気づきや学びは以下の3つでした。
(3)まとめ
えずさんによると、「企画力=具体的に行動する力」。
今回の講座で、企画書のフィードバックを受けながらそれを学びつつも、ではすぐに企画力が身に付くかというと…私の場合、頭でわかっているつもりでも、なかなか行動が伴わないのが実態。
ですが、えずさんが講座の終わりに「ライターで仕事を企画して獲得するだけでなく、人生も企画できるようになると、自分の好きな企画ばかり立てればいいので、とても楽しい」といったお話されていたのが、とても印象的で。あぁ、自分の人生を、自分でもっと企画してもいいんだよなぁと、心の中で、つぶやいたのでした。
まずは、今回の講座終わりに出た、次なる課題「えずさんのインタビュー原稿を、企画を立てて、実際にインタビューして書く」ということにしっかり取り組んで、インタビュー記事をnoteにアップするまで、やりきろうと思います!
以上、第3回講座のレポートでした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました~。