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春列車で行こう 2025

 お正月と言えば年賀状でした。以前は相手に感謝を伝えるために、手を かけて作る人も珍しくありませんでした。私は、絵心が無くうらやましい 限りでしたが、手書きの絵で送って頂いている方が4人いました。大学時代の恩師、大学時代の鉄道研究会の先輩と同級生、中学時代の友人です。大学時代の恩師と先輩は直筆の絵を印刷、大学時代の同級生は、自作の鉄道車輛のハンコを多色刷りして送って頂いてもらっています。特筆は中学時代の 友人で、はがきに一枚一枚、水彩で絵を書いてくれていましたので、正月に年賀状を見るのが、毎年楽しみでした。
 昨年末に、年賀状を書くため過去の年賀状を整理していると、彼の年賀状が目につきました。一枚一枚眺めていると、定年の年に亡くなってしまった彼の姿が思い浮かび、しばらく見入ってしまいました。
 
 気を張り詰めていないと生きていけない世の中になって久しいですが、 マイペースで自分らしく生きていた彼の年賀状から、前年の疲れを癒して お正月を「ほっこり」過ごしたいと思います。

☆軽便鉄道に春の訪れ・・・・     1978年

二十歳の年に頂いた年賀状です。
当時の国鉄のキャンペーンは、DISCOVER→JAPANでした。
彼は、車輛を正確に書く事はありませんでしたが、モデルは、1年前に廃止になった尾小屋鉄道の様に思います。

☆☆ のんびり ゆっくり      2007年

C12と思われる蒸気機関車がけん引する混合列車です。高森線の風景が記憶にあって書いたのかもしれません。

☆☆☆ 春列車で行こう      2016年

彼が好きな、単線のホームに停車する気動車の風景です。

 今年も、春列車に乗って楽しく前に向かっていこうと思います。
本年もよろしくお願いします。


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