熱量の違い
私はよく周囲との熱量の違いで、
悩むことがあります。
私が好きなことは
周囲の人には関心がない。
であったり、
周囲の人が関心があることでも
私の心には響かない。
そういった「感性の温度差」で
頭を悩ますことが多いです。
私は人とは異なる視点で物事を
捉えてしまうため、
なかなか共感が得られない。
好きか、興味ないか・・・・。
共感できるか、できないか。
ほとんどの物事が
これで締め括られているように
感じます。
「人と同じように感じる心をもったらいいじゃん?」
とよく人からは言われますが、
育った環境や受けた教育、
体験してきた出来事によって
物事を感じる感覚は大きく
変わってきます。
「これを修正しろ」と言われても。
文章を書きなおすように
簡単にできるものではありません。
「人と感覚が異なっている」
このことについて
心を痛めている人は、
たくさんいると思います。
・それは言葉で表立って
「私はあなたとは違うんです。」と
表現することではないから・・・
・一般的に「良い事」と教育されてはいないから
・一般的モラルとしてほかの人と
同じでないと、おかしいと思われるから。
周囲との温度差に悩むことを
心の奥底に沈めて、その痛みに苦しむ。
そんな人は表立って見えませんが、
たくさんいる事でしょう。
きっと私だけではないはずです。
感性の違いは、個性であり、
あなたの持つ特殊能力です。
あなたしか感じることのできない
特殊能力です。
人はそれぞれ性格があり、名前もあります。
感じることも異なり、それぞれの感情もあります。
あなたしか感じることのできない
「感覚」というものは
ある意味、世界で一つしかない
宝物ではないでしょうか。
あなたが思うことは、同じことを
感じる人が必ずほかにもいます。
心の奥底に沈めている思いを
言葉にすると、
同じような思いを経験した人は
必ず心のどこかで反応してしまいます。
周囲との温度差を感じているのは
あなただけでないことを
知ってください。
言葉にしたら、
「みっともない」「格好悪い」
「ダメな自分・・」
と思われるかもしれません。
だけど、言葉にしてみて初めて、
周囲に伝わり、理解してもらえる事や
そのことをきっかけに、
新しい世界が広がっていくことが
あるのも事実です。
周囲との熱量の違いは、
大きければ大きいほど
巨大な「失望感」や「無気力感」に
変わりやすいです。
「失望感」や「無気力感」を
よく感じる人は、
その分野において、鋭い感性を
持っているのから
なのかもしれません。
世の中を生きることは、
きれいごとでは済まされないことが
たくさんあります。
ならば、言葉を使って感情を表現する。
あなたの痛みをわかってくれる人が
いないか、世の中に聞いてみましょう。
たとえ、どんなに絶望的な境遇でも
だれか一人が反応してくれたことで、
光が差し込んでくる場面も
きっと
あるはずです。
熱量の違いによる温度差。
これに悩んでいる人は、
あなただけではないのです。
多分みんな悩んでいます。
だけど、
それは口に出しません。
みっともないからです。
だけど、私は口に出さないことが
正しいとは思いません。
明るい未来を想像して生きることは
簡単にできることではありません。
ネガティブの払拭は、
簡単ではないからです。
トラウマという記憶は、
いつでもよみがえってきます。
その恐怖体験を乗り切って、
書き換える精神力は
簡単に手に入るものではないからです。
だから、
*周囲と温度差があるのは当たり前。
*私の感性は個性であり、
個性は人の数だけあっていい。
私は私、あなたはあなた。
個性があるから世界は楽しくなる。
*迷ったら世の中に
「私と同じ心境の人がいないか」
耳を傾けたり、質問してみる。
この3つを心がけてみましょう。
周囲との熱量の差の問題は
絶対あるし、解決できない
場合もあると、理解しましょう。
大きな失望感に覆われる前に、
小さな温度差の悩みをを
複数回に分けて、排出してください。
きっと同じ志を持つ人が
集まってくれるでしょう。
人が一番恐れることは「孤独」
一人で絶えることは何に変えても
耐えがたいです。
今日の出来事で、いつもと違った
「何か」がみつかれば、
明日が楽しくなるのは
間違いないでしょう。
熱量の違いはどこに行っても
常にあることを意識して
「人生」というそれぞれの
道のりを
一緒に歩いていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
吉永 全良