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ソイミートなし、台所にあるもので作る菜食肉味噌
プラントベースの食事が話題になるようになって、ソイミートやプラントベースの肉の代替食品を食べたことがあるという人も少なくないと思います。ただ、こういうプラントベースの食品って、超加工食品なんですよね・・・。
健康や環境、動物のためにと思って選んだ植物性の食品で健康を害してしまうことがあったら悲しいです。現代的なプラントベースの食生活は、まだ歴史が浅く、何が体に良いのか悪いのかは明らかではありませんが、個人的には、超加工食品を日常的に食べるのは避けています。
ソイミートは便利で、以前は買い置きするほどだったのですが、たしかインスタグラムでフォローしている菜食料理人のどなたかが、しいたけやナッツ、野菜の食感を生かせばソイミートを使わなくても大丈夫と投稿していたのを見て、ほぼ使わなくなりました。ソイミートがどうやって作られるのかも見て、豆そのものや、歴史のある加工食品の豆腐やテンペもおいしいしと思ったのというのもあります。
ソイミートを使わないと、ボロネーゼや肉味噌など、ひき肉の食感そのままそのままにはなりませんが、案外大丈夫です。
今日は出汁を取ったあとの昆布と椎茸を食感が残る程度に細かく刻んで(3-5mm角くらい)、冷蔵庫にあったネギとにんじん、豆腐、ごまを甘辛の味噌味で炒め煮にして肉味噌もどきを作りました。お昼はこれを使って子供とジャージャー麺にしました。胡桃があったら入れると胡桃味噌のようでおいしいと思います。子供は本物の肉味噌を知らないというのもありますが、普通においしいおいしいと食べていました(ひじきが好きなおばあちゃんのような渋好みの子供なので一般的かは謎です😅)。
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ボロネーゼを作るときは、玉ねぎとにんじんとセロリを同様に刻んで、あとは冷蔵庫にあるきのこや豆類、ナッツを加えてトマトと軽く煮ます。最後にほんのちょっと水溶き片栗粉などでとろみをつけるといい感じの菜食ボロネーゼができます。
菜食肉味噌、菜食ボロネーゼでは、いろいろな野菜やきのこを加えるので味に深みが出るのもよいです。
プラントベースの超加工食品にも役割はあります。たとえば、ベジタリアンに慣れるまでのつなぎにする、ノンベジとベジみんなで食べるときにメニューを合わせられるなど。でも、日常的にベジタリアン、ヴィーガンにトライするのであれば、徐々にホールフードの菜食生活に移行していくのが個人的にはよいと思います。
野菜や豆、きのこなど食品そのもののおいしさを堪能するもよし、調理法を探求するもよし。無理なく楽しく健康的に菜食を楽しみましょう。