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ドイツで楽しむヴィーガンスイーツ

ヴィーガンベーキングというと、複雑な材料や工程が気になるという人もいるかもしれません。私自身がその一人で、この数年で何度か挑戦しては挫折してを繰り返してきました。でも、なぜかその魅力に引き寄せられ、また挑戦したくなるんですよね。

ヴィーガンスイーツの魅力

スイーツは食事と比べると嗜好品の側面が強いですが、そこに動物の犠牲があることに抵抗を感じるようになりました。また、ヴィーガンスイーツであれば、宗教や体調、信条などから食の制限がある人も含めます。あと、卵を使わないことで、柔軟に大きさを変えられるのもよいところです。我が家は3人家族で普段は小さく作りたくて、卵が半分余ったりするとなんとも・・・。

A New Way to Bakeとの出会い

そんな中で今年出会ったのが『A New Way to Bake』というヴィーガンベーキングの本で、目から鱗の内容でした。

マーガリンやヴィーガンクリームさえ使わず、シンプルな材料で作ることができ、誰でも取り組みやすいレシピが満載です。これまで難しく考えていたヴィーガンベーキングが、一気に身近な存在になりました。

すでにチョコレートチップクッキーとバナナブレッドを作って、両方とも味も見た目も大満足でした。今週も1つ2つ新しいレシピにチャレンジしたいです。

チャンキーなヴィーガンチョコレートチップクッキー

この本の日本のAmazonでの価格にはびっくりしましたが、著者のYouTubeチャンネルで雰囲気を見ることができます。

Hive Blogにこの本の書評を英語と日本語で書いたので、よかったらこちらもどうぞ。

カフェやレストランの進化

さらに最近では、カフェやレストランのヴィーガンスイーツのラインナップも充実してきました。自分で作る楽しさもありますが、お店のものを味わうことで新たな発見があります。

本屋さん併設のカフェでアップルケーキ

ただ、スーパーで買った冷凍ケーキはきつい甘さで、しばらく歯がむずむずしていました・・・😭 なのですべてがすべてよいというわけでもなく。でも年々進化しているので、どんどんおいしく健康的なヴィーガンスイーツが出てくることに期待したいです。

おわりに

ヴィーガンベーキングは、挑戦と発見の連続です。工夫次第でおいしいヴィーガンスイーツ作りができるのだと、この数年間で学びました。自分で作ることで味わえる満足感や、誰もが安心して楽しめる食卓は、何ものにも代えがたいものです。

来月からまたベジタリアンに戻りますが、これからも新しいレシピやアイデアを試しながら、ヴィーガンスイーツの可能性を探求していきたいです。その過程をみなさんとシェアしつつ、少しでも多くの人が菜食やヴィーガンベーキングの魅力に触れるきっかけを作っていけたらうれしいです。

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