ヴィーガン生活一ヶ月の振り返り - Veganuary 2025
Veganuary(ヴィーガニュアリー)は、1月の1ヶ月間、ヴィーガン(完全菜食)を実践してみる世界的なチャレンジです。昨年、地域の食ビジネスの講座の同級生にヴィーガンの人がいて、Veganuaryを知り、挑戦しました。一年に一度食生活を見直し、新しい食の楽しみ方を発見する良い機会だと感じたので、今年も参加しました。
去年参加していて、さらに普段からベジタリアンということもあり、大きな困難やつまずきはありませんでした。
どんなものを食べていたのか
家では普段から作っている和洋折衷のベジタリアン料理を私の分だけヴィーガンにすることが多かったです。たとえば、ピザの私が食べる部分だけヴィーガンチーズにしてみる、など。
一人のご飯、平日のぱぱっとお昼ご飯は、ベジタリアンのときと同じようにお米、野菜、豆な丼ものが多かったです。
ヴィーガンにするにあたって、卵や乳製品を抜くだけでなく、普段は試さないヴィーガンチーズやヴィーガンツナなど新しい食材も試してみました。昨年と比べると、クオリティが上がっていて、ヴィーガン食材の進化を感じました。
疲れていた時にはヴィーガンお惣菜にもお世話になりました。オーガニックで手頃な価格のヴィーガン惣菜が出ているのはありがたいです。
ただ、これらの食品の加工度は低くないと思うので、ケータリングなどでリクエストがあったり、疲れている時のお助け食材的には使うと思いますが、日常的には野菜と豆、穀物中心の食生活を心がけようと思います・・・というかおいしすぎて基本的にはそれで十分という感じです ☺️
おすすめのレシピ本
去年は室田 HAAS 万央里さんの『パリの菜食生活』を教科書的に参考にしながらあれこれ作ってたのしかったので、今年も何かVeganuaryのおともになりそうな本があったらいいなと考えていました。一冊は、以前友人から借りて自分のを買おうと思っていたパスタの本です。ヴィーガンのレシピ本ではありませんが、普段家族によく出すパスタの脱マンネリに大きく貢献してくれて、パスタマシンをまた使い始めるいいきっかけにもなりました。
もう一冊はヴィーガンベーキングの本です。マーガリンなど加工度の高いヴィーガン材料を使わず、シンプルな材料でびっくりするようなクオリティのお菓子が焼き上がります。これまでにチョコレートチップクッキー、バナナケーキ、りんごのケーキを焼きましたがどれも当たりでした。レシピのクオリティが高いだけでなく、写真が美しくて延々と見ていられます。
先日ヴィーガンベーキングについて書いた記事でも紹介したので、こちらもどうぞ。
2025年のVeganuaryの感想と今後
ヴィーガニュアリーを終えて、いくつかのことを決めました。
自分で作るお菓子は、これからはヴィーガンにするつもりです。『A New Way To Bake』のおかげで、シンプルな材料でも美味しく作れる自信がついたからです。卵や乳製品を買うときは、これまで通りオーガニックを選びながら、少しずつ摂取量を減らしていこうと考えています。
Veganuaryの最中に何度かホテルに泊まる機会がありました。これまでベジタリアンの2月から12月の間はホテルの朝食ではOKとしていたBodenhaltung(屋内平飼い)の卵は、その場で作ってくれるオムレツやワッフルは楽しみなものの、同時に気が進まず、今後はオーガニックでない限り、選ばないようにしようと決めました。
ただ、社交の場や旅先では柔軟に対応し、家族や友人が用意してくれたお肉や魚、旅先の文化と結びついたものは少量感謝していただくつもりです。ヴィーガンでいることは大切ですが、大切な人たちと食卓を囲み、多様性に触れ、人生を楽しむことも同じくらい大切だと感じているからです。
また、動物性食品の代替品がたくさん出てきていて、中にはシンプルな材料で加工度が低いものもありますが、まだまだ加工度の高いものが多い印象で、頻繁には利用しないつもりです。ヴィーガンに固執して自分の体を壊してしまったら本末転倒です。
毎年一度、食について見直し、新しい食材や調理法を探求するのは、自分にとって良い機会で、こうして振り返りながら、すでに来年の2026年のヴィーガニュアリーが楽しみです。
今年のVeganuaryの投稿を読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。この記事を少しでも楽しんでもらえたらうれしいです。スキとあわせてコーヒー代の投げ銭もどうぞ、なんて 😁 ☕
毎週の記録もよかったら
毎週の記録はブロックチェーンベースのブログプラットフォームHive Blogに英語と日本語で書いていたので、よかったらこちらもどうぞ。