【初級編】スタンスの取り方_対義語を積極的に使ってみよう
コンサルファームでは、「スタンスを取れ!」とよく言われる。
特に戦略コンサルでは、このスタンスを取ることが重視される。
理由としては、クライアントの意思決定の速度/質を高めることにある。
極端な話、極論をクライアントにぶつけることで、クライアントからの反論を促し、論点となる点をあぶりだすことができる。
この議論の起爆剤として、スタンスを取ることが重要である。
そして、事業会社においても、このスタンスを取ることは、特に企画業務を前に進める上で有用である。
玉虫色でお互い様子見をして、議論が全く進まないときなどは特に有用である。
ただし、コンサルでは建設的な議論が重視される一方で、事業会社では協調性が重視され、極論を人格否定ととらえられることがある。こうなると感情論で議論は進まなくなる。
よって議論をする土壌があることを確認する、或いは作りにいくことが事業会社では求められる。
しかし、それでも白黒と線を引くことで、その土壌がどのような要素で形成されているのか、がわかりやすくなるので、改めて事業会社の方もスタンスを取ることで一定の有用性はあると思う。
少しでも参考になれば幸い。
1.スタンスの取り方
「戦略コンサルは大きくは左右のいずれかの方向性を決める。そのためにスタンスを取る。」ということが昔戦略コンサルの先輩から言われたこととして印象に残っている。
そしてスタンスを取る上の肝は、先輩がいっていることのように左右といった2つの間で判断することである。
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