【簿記】貸借対照表(BS)とは
おつかれさまです。Akiネコです。
この記事は読むのに1〜2分程度を想定しております。
貸借対照表ってご存知でしょうか?
簿記を勉強した方や経営者なら知ってると思いますが、これから簿記を勉強しようと思ってる方や知っておきたいという方のために解説させていただきます。
貸借対照表とは
一言でいうのなら会社の財政状態を表す表です。
貸借対照表はバランスシート(balance sheet)とも呼ばれて、よくBSと略されます。(以下BS)
BSは上記の表のように、
左側に資産
右側に負債と純資産の構成になっています。
会計上では「貸借一致の原則」というものがあり、
左側(借方)と右側(貸方)は必ず一致する決まりです。
よって、「資産」=「負債」+「純資産」になります。
BSを読めるようになると会社の財政状態が一目でわかるようになり、財政状況が良いか悪いかがわかります。
資産とは
主に「お金、将来受け取るお金、商品、機械、建物、土地など」所有している財産(売れる物)は全て資産になります。
資産は2つの分類に分けられ、流動資産と固定資産の2種類があります。
・流動資産
1年以内に現金化や費用化されるもの
「現預金、受取手形、売掛金、有価証券、商品」
・固定資産
現金化や費用化に1年以上かかるもの
「建物、機械、土地、無形資産」
負債とは
主に借金などのマイナス財産が負債に該当します。
負債にも2つの分類に分けられ、流動負債と固定負債の2種類があります。
・流動負債
1年以内に返済しなくてはならないもの
「買掛金、支払手形、短期借入金、未払金」
・固定負債
返済に1年以上かかるもの
「長期借入金、社債」
純資産とは
主に「出資金、資本金、利益の余剰金など」会社にあるお金が純資産になります。こちらは負債ではないので返済の必要はありません。
会社の健全性指標
自己資本比率というものがあります。
自己資本が多いほど経営が安定していて倒産しにくいと判断することができます。
【自己資本比率】=純資産÷総資産(総資本)
目安としては業種によって違いますのであくまで参考程度にお願いします。
超優良企業:70%以上
優良企業:40〜69%
普通企業:20〜39%
経営が悪い:0〜19%
まとめ
いかがだったでしょうか?
貸借対照表について説明させていただきました。
貸借対照表が読めるようになると、会社の財政状態が一目で判るようになります。
簿記を勉強中の方はBSについて詳しくなったのではないでしょうか。
経営者の方は自社がどのくらい健全かを把握する良いきっかけになったのではないでしょうか。
一般の方でもこのBSが読めるようになると会社四季報やIRで健全な会社を探すのに役に立ちますので、ぜひ覚えてみてください。
お忙しい中ここまで読んでいただきありがとうございました!本当に感謝です!!
良かったことや感想があればぜひ「コメント」をお願いいたします。(誹謗中傷はご遠慮下さい)
今後とも「有益な情報」や「質の高い記事」を発信していきますので、この記事がよかった方は応援していただけると幸いです。
【類似する記事】
この記事が参加している募集
よろしければサポートをお願いいたします。頂いたサポート費は今後のnote活動費としてありがたく使わせていただきます。また、知りたい情報があれば記事にしますのでコメントをください。よろしくお願いいたします₍˄·͈༝·͈˄₎ฅ˒˒