ヨガ教師として、「盗まない」ということ
私がヨガクラスをする上で感じた「ヤーマ」「ニヤーマ」の話をします。
ヨガクラスでの時間配分のことです。
最近の私は、時間になったらすぐクラスを始めるようにしています。
これは、
「生徒さんの人生の時間を盗まない」というアステヤ(不盗)を大切にしたいからです。
盗むとは、何かモノを盗むということだけではなくて、
その人の人生の時間も含まれています。
60分のヨガクラスをうけるために、生徒さんはいろんな準備をして来てくれています。
私はその60分の中で最大限のパフォーマンスをするべきであり、
多すぎる会話や雑談が60分の中に本当に必要なのかな?と考えたときに、
これは「アステヤ(盗まない)」に反するのでは?とふと感じたからです。
大切なことは、ポーズ、呼吸法、ガイドを通して全て伝えきる。
それは難しいことかもしれませんが
そのための準備や努力はインストラクター側に責任があると感じています。
もちろん、近況のシェアは大切。
皆さんのことをよく知っておきたいので。
でも、
今インストラクターとして自分がやるべきこと、すべきことは何なのか。
「ん?何か違和感。」を感じたら、
それは「ヤーマ」「ニヤーマ」の何に反しているのか?
と自分に問いかけてみるといいのかもしれません。