「脱自営業」に向けた33才の抱負と決意。
こんばんは。
坂彬光制作事務所の坂です。
■プロフィール
■2月末に33歳になりました。
確定申告も終え、来期の8月から開業6年目を迎えます。
本当に1つ1つのお仕事が縁と機会を通じて今ここに繋がっています。今の自分が在るのはひとえにクライアント・パートナー・先輩経営者の皆さん・友人や家族の支えあって。いつもありがとうございます。そしてなぜか毎年2月の誕生日月から3月にかけて忙しさのピークを迎え、忙殺されている状況です。ありがたい限り。
痛む膝と腰をさすりながら、娘氏を抱っこして寝室で寝かしつける。寝たら静かに退散して時刻23時、さて仕事の期限は迫ってくるしやるか。いや、この全力スタイルをいつまで続けるんだろう。という疑問を持って就寝。
今までは都度スキルアップして「最終自分が巻き取って解決すればいいや」で何とかやれてきた。でもそれだけじゃままならない仕事の規模にも来て感じたこと。それはこのままだと規模や売上もスケールしない。何より個人の天井(体力・技術・幸福・売上)が見えてきた。
このまま行けば、ただ同じ市場のパイを取り合うだけの生存競争になっていく。あと数十年とこのスタイルで走り続けられるんだろうか。と自分に問いかける場面が増えた。
■娘氏が生まれ、気づけば1歳8ヶ月。
もちろん子育てガンガン関わりたいからやるよ?そしたら当たり前だけど仕事に割ける時間が圧倒的に減るよ?自分は基本的に仕事好き勢なんです。でも「最終、自分でやったらええやん精神」がドンドン通用しなくなっていく。マジでどないしたらええねん。預けたらええやん(ちがうんです!できれば自分等家族で、幼稚園に入るまでは極力子どもと一緒に過ごしたい。という思いから)。そんな1年を仕事と家庭の板挟みになりながら時間の有限性に嘆き過ごす。
更に20代より30代、圧倒的に体力も記憶力も落ちる(それは仕方ない諸行無常)。結果、少ない時間で「大事なことは何か」を考えるようになった。その中で自分の身の回りでも必要最小限のヒトとだけ過ごしたいと思うようになった。お仕事場面ならクライアントやパートナー、そしてプライベートなら友人や家族を。
何より「大切な人だと思える人たちを(僕自身も)大切にするためには?」というポリシーの中での優先順位がよりクリアに、より変化してきた様に思う。無駄じゃないんだけど「いまそれ必要か?自分がやる必要あるか?任せられるなら極力周りに渡したい。」を考えるようになった。でもそれに伴ってうまくいかない事も増えて、もどかしさと悔しさが募る事もあり。でもその「どうしようもなさを受け入れていくこと=成長」なんだろうな、と思えるようになってきた、たぶん。
要は「自営業(=自分でやるマインド)を抜け出せ。ちゃんと経営者(=周りに渡すマインド)になれ。」です。そのアクションは別途どっかnoteで書くとします。
■本年度3つのアクション
①.人間力豊かな人が集う経済圏を目指す!
「何でも自分でやればええやん」という個人プレーの絶対数を減らす。個人プレーではなく、チームプレーを。
具体的なアクションとして「人を雇う」ことにしました。
業務委託ですが固定パートナーを持つ。要は「相談していい?協力してくれる?」をお願いする環境をあえて作り、環境から自分を変えていくぞ、という意識と行動です。それが周り回って社会還元ができるはずだと信じて。まずは自分が人間力豊かな人に自分がなることから。やるぞ。
②.個人成長と売上向上の両立を目指す!
あと最近、実践しながら学んだことなのですが職業自営業が、自己成長(=技術力向上)に集中すれば、技術や教育の柔軟な組織になるが、売上はどんどん下がっていく。
逆に経営的な安定(=売上向上)に集中すれば、技術向上や教育はできないが、再現性高い組織になり、離職が増えていく。この2つを同時解決する事って難しい。けど自分がやるなら同居できる組織を目指したい。
もっというと、僕自身もこだわり強い方でしたが、ビジネスとして成立させないとジリ貧(=赤字経営)になることに気づいてから、両視点のバランスが重要だと。つまり自己成長と売上向上の両立ができるようにしていきたい。
③.傾聴力向上で会議や経営に活きるファシリテーション力を向上を目指す!
昨年度からクライアントであり師匠との対話を通じて、人の成長プロセスに関与し、相手(大切な人)の力を最大化させるサポートをしていきたいと強く思うように。
よりその価値を最大限に活かせるようになるべく、さらに傾聴力を強化します。そのためのアクションとして、来期4月から「コーチング研修プログラム」に通年で通うことにしました。これも一つの挑戦。久しぶりに学校へ行くみたいにワクワクしています。
まだまだ人生の山は長い。
けれど登れない山はない。
今日も、いまここから。
33歳も日々精進。
2024.03.12
大切なひとの、明日を照らす。
坂彬光制作事務所