千文字と少しの決意表明
夢見が悪かった。
近所の畑に戦闘機が墜落するし、目に見えないガスから逃げるために死ぬほど走るし、その途中で知らない男の人が私をじっと見つめてるし、推しかどうか聞かれたら「うーん、まあ、好きだけど……どうだろ?」程度のキャラが世界征服しようとしているし。(ちなみに、作品は全く世界征服関係ないし、キャラも高校生なので本当に謎)
つまるところ、朝起きた時から私は疲れていたのだ。夢にしては情報量が多すぎる。
今月こそは充実した日々を送ってやると、意気込んで早めに寝たというのに。出鼻を挫かれたとはこのことかとベットの上で呆然とした。
noteの更新頻度をみれば一目瞭然だが、私は飽きっぽく、忍耐力がない。続けたいと思った習慣も身につかない。3日坊主どころか実行まで至らない目標がほとんど。自分で書いていて悲しくなってくる。
他の人の目線ばかり気にして、周りの空気を常に読み、特にやりがいも感じない仕事をだらだら続けている。人当たりいい人間になるために笑顔は作れるが、その分ひどく疲れてしまうのだ。
そうして特に面白みのない自分を数年かけて漬け込んだのが今の自分だ。
残念ながら何の旨味も出やしない。
今日の朝もそんな日の繰り返しになりかけていたが、でも、何となく頑張ってみようと思えた。
起きた時のストレッチはただ足をぐりぐり動かして体を伸ばしただけだが、私がストレッチと言えば、それはストレッチになるのだ。
本当はヤカンで沸かしたかった白湯もウォーターサーバーで済ませた。
あいにく天気は曇りで、期待していた徐々に明けていく空も、実際にはグレーがかかった雲が晴れることはなかった。せめても、と窓を開けると雨の匂いがした。これは結構好きかも。
私は諦めなかった。これで諦めてギリギリまで寝てしまえば、いつまでも怠惰な私のまま、1ヶ月を過ごし、今年も何もできなかったと終えてしまう、そう思った。
そうしてやっと1日を始められたのだ。
それだけでもう100点だ。
仕事は相も変わらずストレスばかりだが、今日の残業時間はいつもより少ない。これで帰る、と思った時にちゃんと帰った。
そして帰宅途中の電車の中でにこの文章を書いている。
本当はちゃんと内容も考えたいし校正もしたい。文字数だって全然自分の理想に届かない。
それでも書けばそれで私は昨日の自分に勝てる。
そして明日も明後日も書いて、続ければ続けるほど私は過去の自分に少しだけ優しくなれるのだ。
これは私が私を好きになるためのnoteだ。
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