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ATP Finals 2022 トリノで観戦_2_トリノへの行き方

2022年9月に全米オープンテニスをテレビで見ていて、「テニスを現地で観戦したい!」と思い、ネットで観戦チケット、飛行機チケット、ホテル予約をポチポチして、11月にイタリア・トリノへ行ってきました。

イタリア・トリノまでの移動

コロナの水際対策が緩和されることが検討されていた2022年9月にイタリア行きの飛行機チケットを購入したのですが、航空会社はコロナ前のように多くの飛行機を飛ばしているわけではないので、あまりフライトの選択肢がなく、円安・燃油高騰もあって、関空→シンガポール→ミラノをシンガポール航空(往路約65,000円)で予約して、ミラノからトリノまではバスで移動しました。
海外旅行が以前のように増えて、全日空・アリタリア航空の羽田→ミラノ直行便が復活することを期待しています。

トリノへバス以外の移動手段としてはマルペンサ空港からミラノ市内へ空港バスで出て、ミラノからトリノへ電車で行くという方法もあります。スーツケースを持ち歩いて乗換をするのが面倒だなと思い、マルペンサ空港から直接トリノへバスで移動することにしました。

トリノは冬季オリンピックが行われた都市というだけあって、スケートなどのウィンタースポーツが開催されたり、サッカーユベントスのホームタウンでもあるので、テニス以外のスポーツでもトリノへ行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ミラノからトリノへのバス移動は快適でしたので、おススメできます。


ミラノからトリノへのバスは1時間に1~2本程度出ていて、所要時間は約2時間です。複数のバス会社が運行していますが、私はヨーロッパの格安バスFlixBusを利用しました。
ヨーロッパの多くの電車やバスは、日本と違って、事前に早目に予約すれば安価で、乗車直前に購入すると代金が高くなります。今回利用したFlixBusも事前に予約しておけばミラノートリノ間を7.99ユーロで乗れますが、乗車直前に購入したので22.99ユーロと約3倍となりました。ミラノ着の飛行機が遅れるかもしれなかったし、何があるか分からなかったので、事前にバスは予約はしなかったので、仕方ないです。
今回のフライトはミラノに早朝5:55に到着予定だったのですが、予定よりも30分ほど早く到着して、預けていたスーツケースもすぐに出てきたので、空港内でイタリアのSIMカードを購入して、6:45ミラノ・マルペンサ空港発のバスに乗ることができました。

スーツケースターンテーブルにバスの案内があります
ミラノ、ジェノバなどに並んで一番下にトリノへの案内があります

スーツケースのターンテーブルのところに長距離バスの案内が出ていて、4番出口の付近がバス停になっていました。ミラノに到着したのが土曜日の早朝だったためか、4番出口付近にあるバスチケットカウンターは格子シャッターが下りていて、誰もいない状況でした。
過去に何度か利用したことがあったFlixBusのアプリでチケットを購入することができたので、もしバスでトリノへ行かれる場合は、各バス会社のアプリやWebサイトを調べておかれるといいと思います。空港建物内はWi-Fiが使えますが、建物を出たとろこにあるバス停付近はWi-Fiが使えなかったので、この点も要注意です。
FlixBusは第2ターミナルで乗客を乗せてから、私が利用した第1ターミナルに来るのですが、定刻になってもバスがこないので、不安になって周りの人に話しかけたら、「まぁ、そのうち来るんじゃない?」というリアクションでした。日本のように時間通りにバスが来るのが当たり前じゃないって、思い出しました💦結局バスは定刻10分遅れで第1ターミナルにやってきました。

土曜日だったためか、バスは満員でした。日本の空港リムジンバスとは違って、スーツケースは自分でバスに積み込むスタイルで、荷物引換券などはありません。途中の停車時に誰かが私のスーツケースを持って行ってしまったら、どうしようと不安になりましたが、何もトラブルなく、トリノへ到着できました。

車内はWi-Fiもトイレもあります。早朝でしたが、マルペンサ空港内のカフェは複数店舗営業していたので、飲み物などを調達してからバスに乗ることもできると思います。

トリノでは中心部ではなく、長距離バスの発着所に到着します。Google MapsではAutostazione di Corso Vittorio Emanuele II と表示されます。長距離バス停で下車後は路線バス、トラム、タクシーなど移動手段があり、私はタクシーでホテルへ向かいました。長距離バス停で下車して東方向に歩けばタクシースタンドがありました。
トリノのタクシーの車体は白で、配車アプリはFreeNowが主流のようでしたが、6日間のトリノ滞在期間中、流しのタクシーには乗らなかったので、配車アプリは使わなかったです。

FilxBusのアプリ画面で途中停車バス停も確認できます


トリノ観光やATP Finalsの観戦の話は次のnoteで。

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