見出し画像

案件が欲しい、喉から手が出るほどに【駆け出しフリーランス】

「案件獲得しました(^^)v」


人は人。
私は私。

分かっちゃいるけど、「いいね」してそっ閉じ。。

……私だけですか?



どうやったら案件を増やせるか。

FPを始めて11ヶ月、大げさじゃなくずーっとこのことを考えてきました。

私の場合、所属会社から執筆やセミナーなどの案件を振ってもらえるというありがたい状況ではあるものの、件数には限りがあります。

もっと稼ぎたいと思っても、自分ではその件数が変えられない。

稼ぎたいという気持ちが空回りして、焦る焦る焦る。



そんな中、前職で培った泥臭ーい営業マインドで行動したところ、会社から振ってもらった案件を「横展開」できたのです。

自力で営業して取った案件。

めっちゃ嬉しいし、あぁこうやれば広がるのかという感覚がつかめた経験でもありました。

この話をすると「どうやったの?」と聞かれることが多い。
それで、今回記事にしました。


・ゼロイチを達成したもののその先が見通せなくて悩んでいる。
・「直営業」といっても何からしていいかわからない。
・クラウドソーシングサービスに応募する以外に案件を獲得する方法を知りたい。

そんな方々に参考にしていただけましたら嬉しいです。


落ちこぼれ営業担当だった私

「前職で培った営業マインドで行動したら案件を横展開できました!」

なーんて偉そうなことを言いましたが、実は私まぎれもない落ちこぼれ営業担当でした。

本論に入っていく前に、私自身の話をさせてください。

話はさかのぼること10年以上前。

社会人4年目のときの話です。


入社から3年間は損害保険会社で保険金を支払う仕事をしていました。

ミスなく約款通り支払う。
苦情を出さないように電話対応。
つまり、事務中の事務


そんな私が4年目になって配属されたのは、グループ内の生命保険会社の営業部。

もはや損保でもありません。
おまけに営業です。

端的に言って、腐りました


だって無理でしょう?
周りはみーんな中途採用のベテラン営業社員。
変額だの外貨だの運用商品を扱う会社で、もはや自分が何を話しているのかも分からないくらい未知の分野。
そんな中で金融機関の支店に営業行って、職員さんに指導?
大勢の前で勉強会?
金融機関本部に行って商品提案?
そんなの、事務だけやってきた私に出来るわけない。

こんなところに配属する会社が悪い!!
そう思っていました。


それでね、不思議なことにこうやって腐っているのって周りに伝わるんです。
「本体から配属される人ってろくな人いないよね」そう噂されるようになっているのも知っていました。


でも、中には本気で私のことを心配してくれる先輩もいた。

「本当にこのままでいいと思ってる?」
と、正面から言ってくれた人がいたんです。



悔しかったーーー!!!
めっちゃ悔しかった。

腐っているのを見透かされたのも。
何より、できないことから逃げている自分に気づいて、悔しかった。


そこからはねぇ、やりましたよ。
やれること何でもやりました。
たーくさん本を読んで勉強もしたし、セミナーも行ったし、先輩の同行も何でもした。


ちなみに当時読んで、今も私の行動力の源となっているのがこの本。

内容は是非本書を読んでいただきたいですが、販売サイトの解説には以下のように書いてあります。

思考を「あたりまえ化」するだけで、

結果的にあなたは「どんなことでもできる」

という自信に満ちあふれることになるのです。

出典:絶対達成マインドのつくり方――科学的に自信をつける4つのステップ | 横山 信弘 |本 | 通販 | Amazon

今も結構「何でそんなに動けるんですか?」と聞かれることが多いんですが、私としては「え、あたりまえだからじゃないですか?」と答えるくらい、染み込んでいるマインドです。


そこからは、変わったと思います。
言い訳しないでとにかくやってみる。
目標を達成するために必要なことを逆算して行動するということが苦にならなくなりました。


数字的なことをここで書こうとすると、いかようにも書けてしまうので控えますが、いちばん変化があったなと思ったのはこの出来事。

結婚退職することになったとき、通い詰めていた金融機関本部の偉い人から個人名で結婚祝いをもらったんです。

難攻不落の重鎮だったんですよ。
その方が、個人的にお祝いをくださった。
当時の上司からは「こんなん聞いたことない」って言ってもらいました。

「どうせ出来ない」と腐っていたことから考えると、あの手この手と工夫しながらちょっとずつ行動を積み重ねた結果かなぁと思って嬉しかったのを覚えています。



稼ぎたいのに案件が増えない

営業の仕事は好きだったのですが、転勤族の夫と結婚して退職。

そこからは、米国駐在に帯同して専業主婦をしていました。

そのうちどうしても動きたくなった。
資格を取って、FPサテライト株式会社所属ファイナンシャルプランナーとしてもう一度働き始めたのが2023年11月の話です。

冒頭にも書いた通り、所属会社から案件を振ってもらえるというありがたすぎる環境。

クラウドソーシングサイトに応募しまくるというステップをすっ飛ばして、月に数件執筆などの案件を割り振ってもらえるのです。

会社には大いに感謝しています。
これは大前提。


でも、割り振ってもらえる案件はコントロールできない

もっとやりたい、もっと稼ぎたいと思っても、案件に限りはあるし、所属するFPは20名を超えているから、特別扱いしてもらうことはできません。

「専属」なので、会社経由の案件しか受けられない。自分でクラウドソーシングサイトの案件に応募しちゃいけないんです。


叫びたいくらいでした。

一体どうやったらこれ以上稼げるの?と。


本当にずーーーっと考えてきました。

そんな中、今回「横展開」できた案件が出た。

「あぁこうやるのか」というのが分かった経験でした。

まだまだ駆け出し。
悩むことも多いです。

でもこの件を経て、「これを繰り返していく先に何かありそうだ」と少し先が見通せたような気がしています。


具体的に何を考えてどう行動したかご紹介します。


何をやったか

やったことは、テレアポオンライン面談です。

外出していません。

子どもが家にいる夏休み中に営業活動をしました。


元々の案件は、会社が振ってくださったセミナー講師のお仕事。
「これなら横展開できるかも」と思い作戦を開始しました。

選定した営業先にダメ元で電話してみたところ、担当者につないでもらえて結構反応が良かったのです。

結果的に、23件電話して14件資料送付、2件はオンラインで面談後セミナー実施が見込まれています。

確率的にも結構高いのでは。



ただこの話をすると、こう言われるんですよ。
「テレアポ上手なんですね」って。

いやいや。
テレアポは苦手です。

普通に電話する前はイヤだし、できるならやりたくないと思いながらやっていたくらい。


今回の事例を振り返って思ったことは「テレアポでめっちゃうまく伝えられた」でも「オンライン面談で相手の心をつかんだ」でもなかったなということ。

もちろんテレアポのトークスクリプトも、オンライン面談もちゃんと準備して臨みました。

ただそれ以上に大事だったなと思うのは、

案件の中から横展開できそうな仕事をどうやって選んだか?

どうしてテレアポという手段を選んだのか?

どんな資料を準備したのか?

電話する前にチェックした項目は?

こういった戦略の部分だったかなと。


これは私自身言い聞かせていることでもあるのですが、不安なときって「とにかく行動する」ということで気持ちをごまかすことができてしまう。

でも、やみくもに行動しても成果は出ません。

考えながら少しずつ動いて「ここぞ」というところに焦点を絞って攻めていく。

リソースが限られる子育て中のフリーランスの場合は特にこのことが大切だと感じています。



「で、具体的に何を考えてどう行動したのよ?」

本気で行動したいと思っている人からは、このように聞かれることも多い。

そこで、もっと具体的なノウハウを記事にしました。

私が作った提案資料や、テレアポのトークスクリプトも公開しています!


まとめ

フリーランスの「直営業」についての具体的な情報が意外とないなと思ったので今回まとめてみました。

同じように四苦八苦する駆け出しの人の参考にしていただけたら幸いです。

芽が出るまでのほんとにほんとーーーに辛い時期、一緒に乗り切りましょうね。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集