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【#7noteが売れた日】ひとりぼっちインスタライブ→note集客までにやったこと

ひとりぼっちでインスタライブをやっていた私が、noteで集客できるようになるまでにやったことをまとめるマガジン、第7弾です。

前回は、覚悟を決めてアカウントの方向性を練り直し、SNS迷子を卒業したという話を書きました。

今回は、有料記事が売れたときの話です。

渾身の記事を何度出してもちっとも売れなかった私が、初めて売ろうと思って売れた瞬間でした。


購入通知を見たときのことは一生忘れないと思います。

それまでは、

・「これは絶対人の役に立つ」と思って書いた記事が誰にも買われず誰の役にも立たない
・専門性においては絶対の自信があるところまで調べ上げて書いたのに誰の目にも触れないで終わる
・書いた記事が売れなさ過ぎて自信を失い、今の仕事を続けていくか悩む

こんな日々を過ごしていたからです。(このシリーズを読んでくださっている方なら分かっていただけるはず……)



それが、読んでほしいと想定した人に手に取ってもらい、喜んでいただけた。

それも1件だけではなく、2つ出した有料記事を累計20部ほどご購入いただいています。
少し前までほぼ「0」だったのに、です。


今回の記事では、その変化が起きた要因を振り返ってやってよかったことをご紹介します。

また、2つの記事を出すなかでも試行錯誤があったのでその話も!

【売ろうと思って売れる】という壁を越えたい駆け出しフリーランスの人のお役に立てたら嬉しいです。



やってよかったこと

有料記事が売れるようになったことを振り返り、「これはやってよかった!」ということをご紹介します。

有料記事を買った

何を隠そう!
ノウハウ系の有料記事を買いあさりました(笑)

特にすごかったのがこの記事。

怪しさ満点ですし、お高めですがめっちゃおすすめです(笑)

ぶっちゃけ私は書いてある通りにやってるだけ。(言ってしまった!)

とても大事なことが分かりやすくまとめてあって、本当に分かっている人がかみ砕いて書いてくださっているのが分かります。



そしてそして、内容もさることながらリード文に刺されました。

「また辞めて違うSNSを転々としていくんですか?」

三連休❘コトバテラス「欲動〜あなたのnoteを買わずにはいられない衝動買いのメソッド〜」より



し、しびれた~~!!!

インスタを惨めな気持ちで諦めた自分の姿が浮かんで、「これ私のことだ」って思って泣きながら買いました。

このときの感覚が、有料記事を書いていくベースになった気がしています。

「どうやったら”これ私のことだ”って思ってもらえるかな?」って。


なので、まず自分が買ってみるというのも大事なのかなと思います。もちろんノウハウを学ぶことも大事だと思いますが!



SNS外で「売れる」経験をした

インスタを撤退してしばらくは、対面での営業に力を入れて過ごしていました。

そのなかで、インスタをやっていたときに学んだノウハウを試したら「売れる」という経験が出来たんです!

「売れる」といっても、無料のモニター。

とあるイベント向けにチラシを作って置いてもらったところ、申し込んでいただけました。


無料とはいえ、「こんな人に相談に来てほしい」と仮説を立ててチラシを作り、実際に反応を得られるという体験はとても貴重でした。

「こういう悩みをもった人がこのチラシをみて申し込んでくれるのね」というサンプルが得られたというか……

有料記事を書く際に「このくらい悩んでいる人だったら、この記事を買ってもらえるかな?」と推測する足掛かりが得られた感覚がありました。


ちなみに!
・チラシを置く場所はどうやって見つけたのか?
・どのようにターゲットを設定したのか?
・どうやってデザイナーに頼まず人に伝わるチラシを作ったのか?

こういった経験をまとめたのがこちらの記事になります~!宣伝宣伝~


インスタのリールが1,500回再生されてもフォロワーは1人も増えなかったのに(地獄)、たった200枚のチラシで1人の人が動いてくれたのです。

SNSよりも対面が簡単だ~と安易にはいえませんが、一旦SNSにこだわらず活動範囲を広げたのはよかったかなと感じています。



買った人の話を聞いた

これは環境的に大変ありがたいことなのですが、所属している会社経由でご相談の案件をお受けすることがあります。

その際に「ものを買う」というお客様のリアルな行動を体感できたのもよかったなと感じています。

・お客様が何をどう解決したいと思ってライフプラン相談のサービスを選んだのか。
・なぜ安くない相談料を支払うことを決めたのか。
・悩みがどの程度まで深いときに人は解決策を求めてサービスを買うのか。

こういったことを観察する機会があったのです。


チラシの話と同様、有料記事の販売と直接つながることではありませんが、
【どんな悩みをもった人が、何を見て、どういう基準でサービスに申し込むか】というデータが自分のなかに体感として蓄積されていきました。

「こんなときに人はものを買うのか~」という体験を積むことで、「この文章にしたら買いたいと思ってもらえるかな~」というような感覚が少しずつ身についていったのかなーと。


SNS以外にも幅広く「人がものを買う」という場面にアンテナを張っていくということも意外と大切かもしれないなぁと思う次第です。



という感じで有料記事を書き公開し、めでたく買っていただくことができました。

しかーし!

何もかも思い通りに飛ぶように売れたかというと、決してそういうわけもなく。

反省点や軌道修正したこともたくさんありました。

ここから先は、2つの有料記事を公開するなかで経験した試行錯誤についてご紹介します。



2つの有料記事公開で経験した試行錯誤

有料記事①で想定していたターゲット

有料記事①は先ほどもご紹介したこちらの記事のことです。

この記事を出したとき想定したターゲットはこのように言語化していました。(前回の記事でも出したものです)

キーワードは、「転勤族の妻」「フリーランス」「資格取得」「子育て中」など。

想定するターゲットに「私のことだ!」と思ってもらえるために、最初の方にこのような文章を配置しています。


こちらの記事、公開してどうだったか。
どのような人に買ってもらえたのかを検証していきます。



実際の反応

この記事を実際購入してくださった方々の属性はこんな感じでした。

・個人向けサービスを行っている活動初期の人
・対面サービスで独立開業している人
・資格を取ろうとしている同業の人

「子育て中」というキーワードはおそらく当てはまる人が多そう。
でも、当時密かにこだわっていた「転勤族の妻」という人はいなかった。(笑)


ターゲットを設定するときに「具体的に絞りましょう」とよくいわれると思います。
私がこのケースで学んだのは、「絞りすぎなくてもよいかも」ということ。

「転勤族の妻」まで絞らなくてもいいけど「子育て中の駆け出しフリーランス(個人事業主)」くらいまでは絞ったほうがよさそう……というか。


こういった経験を経て、有料記事②を出す前にどんな風に想定していたかご紹介します。



有料記事②で想定していたターゲット

有料記事②はこちらの記事です。

有料記事①での経験と、②の内容を踏まえてターゲットはこのように設定していました。

「転勤族の妻」へのこだわりが消えていることがお分かりいただけるでしょうか。(笑)

「子育て中の駆け出しフリーランス(個人事業主)」という人をイメージしつつ、より具体的に読んでほしい人がいるであろうフェーズを言語化しました。

こだわりの導入部分はこちら!


めちゃめちゃぶっちゃけると、ライターさんにも読んでもらいたいという下心がありました。(笑)

そこで、ライターさんにも興味を持ってもらえるようにリード文を書いてみたのがこちら。

いわれてみると、意識しているのが透けて見えますよね。(笑)

あー恥ずかしい!

で、実際どんな人に手に取っていただけたか。


実際の反応

結論、ライターさんには全く刺さらなかったようです。(笑)

読んでいただければわかる通り、この記事で紹介したのは「セミナー案件をテレアポして横展開できた」という事例。

執筆案件とはいろいろと違いますから当たり前ですね。


2個目のこの記事、noterさんというよりは、他のSNSからの流入か、見る専のアカウントからの購入が大半でした。

このことから、内容的にSNSで発信を頑張っているという人より、オフラインでお仕事されている人のお役に立てたケースが多かったのかなと想像しています。


学んだこととしては、こちらの誘導(笑)にかかわらず、記事の内容が解決できる課題を抱えている人に買ってもらえるんだなぁということでしょうか。

大半は普段交流があるフォロワーさんからの購入とかではなかったので、日々のスキ数とかフォロワー数にあまり一喜一憂しなくていいんだなということが腑に落ちた瞬間でもありました。

そういう意味では「見る人は見てる」ということが分かって、発信自体に取り組むハードルが少し下がった気もします。



2つの有料記事については、「記事にできそうなネタ」ありきで組んでいった側面がありました。

なので、そのあと2024年11月に行ったモニター募集にあたってはこれらの経験を踏まえて「誰にサービスを届けたいのか?」ということを自問し整理していきました。

では、モニター募集の記事はどんな作戦で臨み、どんな反応があったのか。

次回は、モニター募集の記事とその結果について考察していこうと思います。

このシリーズは次回で最終回になる予定。
ご期待ください!


FP的考察

今回は、書いても書いても売れなかった有料記事が売れるようになるまでにやってよかったことをまとめました。

ノウハウを学ぶとともに、「ものを買う」にまつわるいろいろな体験をできたことがよかったのかなぁと思っています。


家計管理でご相談いただくお客様を見ていても同じことがいえると思います。

「NISAでオルカン!」「袋分け家計簿!」……とノウハウを学ぶことは大事ですが、実際にやってみることはもっと大事だなーと。


今は、なんでもかんでも気軽に学べる時代。

「勉強すれば何でもできる!」と思いたいところですが、実際にはノウハウ+泥臭い体験が必要だなぁと感じるところです。


不器用な私の試行錯誤の日々がどなたかのお役に立ったら嬉しいです。

次回シリーズ最終回!フォローしてお待ちくださーい!

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