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アルセーヌ・ルパンの大いなる秘密を追う㉕-ルブランに大きな影響を与えた妹-

みなさん、こんにちは!

今日は、昨日の記事で書いた仮説2について、みていきたいと思います。

昨日の記事はこちら↓
アルセーヌ・ルパンの大いなる秘密を追う㉔-七枝燭台の謎を解く!-|西本亜希子 (note.com)

念のため、仮説2について、再度以下にも書きますね↓

仮説2:ルブランは、レンヌ・ル・シャトーの秘密を、妹のジョルジエット・ルブランから聞いて知っていた

ジョルジェット・ルブラン - Wikipedia

私は昨日の記事で、ジョルジエット以外の他の誰かの可能性もあると書きましたが、可能性としては以下の人達が考えられるのではないかと思っています。

ドビュッシー
メーテルリンク
エマ・カルヴェ
ジョルジュ・サンド

上記の人たちは、追々みていくとして、今回は一番可能性の高いジョルジエット・ルブランを取り上げたいと思います。

私は、ルブラン氏にとって、妹のジョルジエット・ルブランの存在は、かなり大きかったのではないかと思っています。

ルブランには姉のジャンヌさんもいるのですが、圧倒的に妹のジョルジエットの影響力のほうが大きかったように思います。

やはり、オペラ歌手であり、メーテルリンクと長年夫婦のようなパートナーシップを築いていたことから、ジョルジエットがそれなりに有名だったことも関係しているかもしれません。

ルブランとジョルジエットは、没した日もほぼ同時期なんですよね。

因みに、ジョルジエットと兄ルブランの関係については、以下の本で知ることが出来ます↓

(因みにですが、『いやいやながらルパンを生み出した作家 モーリス・ルブラン伝』と『ルパンの世界』は再読して、追々ブログに書きたいなと思っています。)

どの本に書かれていたのか、今すぐにパッと出てこないのですが、『二つの微笑を持つ女』のオペラ歌手や『緑の目の令嬢』のヒロインであるオーレリーは、妹のジョルジエットがモデルとも言われています。

ジョルジエットが住んでいたパリの家が、アルセーヌ・ルパンの冒険の舞台として、登場することもあります。

ジョルジエットさんは、人生の後半に文筆家に転向され、回想録を出版されているようなのですが、残念ながら日本語版はなさそうです😢

彼女の回想録、読んでみたいですね。

彼女について色々調べていたら、以下の本を見つけました↓

路地裏の迷宮踏査』に、「人騒がせなルブラン」という章があり、4ページにわたってジョルジエット・ルブランについて書かれています。

日本の書籍で、ジョルジエットについて書かれている本は少ないと思うので、興味のある方は読んでみては如何でしょうか。

私も、次回以降のブログでご紹介できればと思っています。

さて、ここからが本題ですが、『ジュール・ヴェルヌの暗号 -レンヌ=ル=シャトーの謎と秘密結社-』の著者が示唆している通り、私もジョルジエットは恐らくレンヌ・ル・シャトーの秘密を知っていたのではないかと思います。

では、誰からその秘密を聞いたのか?

一番可能性が高いのは、もちろんメーテルリンクですが、同じオペラ歌手だったエマ・カルヴェさんの可能性もあるかもしれません。

でも、やはりメーテルリンクから聞いたと考えるのが、一番妥当ですね。

メーテルリンクも神秘思想の持主であり、何より、ドビュッシーと知り合いだったことが、レンヌ・ル・シャトーの秘密を知ったきっかけになったのではないかと思います。

ドビュッシーメーテルリンクについては、また追々書きたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。












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