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【発達障害|メンタル】なぜ発達障害者は自己肯定感が低いのか?

こんにちは、お疲れ様です!
皆さんは自己肯定感、高いですか?低めですか?

ハチャメチャに高い人が少なめなように、仕事でミスをしたから死のう!それしかない!レベルまで落ち込む人も少ないとは思います。

でも発達障害って調べるとサジェストに「自己肯定感」と出るように、やっぱり自己肯定感が低くなるみたいです。
そこで今回は、発達障害がある程度大きくなってから発覚したからこそわかる「なぜ低くなるのか?」とじゃあ褒めたら低くならないのか?を書きます。

要因:なんでも他者と比べられる

自己肯定感が低くなる原因のほぼ全てなんじゃなと思っているのが、
いつでも人と比べられるということです。

でも比べられるって普通の人でもあるじゃん。
じゃあなんで、普通の人より自己肯定感が壊滅的になるのか不思議に思いませんか?
でもそれは、単純明快。

生まれつきどうにもならないのに、毎回蔑まれるから。

生まれつき下肢障がいの「なんで隣の子は足が動くのにあんたは動かないの?」なんてふつう言いませんよね。
でも学習障害で漢字をうまく書けない人に
「なんで隣の同級生は書けるのに、あんたは書けないの!どうせ授業さぼってるんでしょ!」
は普通に言う親いますよね。

周りの子より忘れ物が多い、ケアレスミスが多い、学力に凸凹があり激しい。
全部「どうせあんたがサボっているんでしょ?」と言われる。

学校でも、家庭でも習い事でも。
しかも本人がめっちゃ頑張って何かできて周りの子と同じくらいできるようになっても、別に褒められないし何ならやれば出来るなら初めからやりなよ。

蔑まれはしても褒められはしない

これが大人になっても続くと、だんだん「私はどうせ周りの子みたいにできない。頑張っても評価されない」となりどんどん自己肯定感が低くなります。

その上もし教育的な親だったりすると、なんでこんな程度のモノが!周りの子はできるのに!!と怒られる。
忘れ物に厳しい学校の先生だったら、なんであなたはいつも忘れるの!!と怒られる。

幼少期から「怒られる>>>>>>褒められる」で育てばそりゃあ低くなりますよね。

じゃあ、褒めればいいのか

一見よさそうだけど、周りが出来ていて自分が出来ないときに
それでもいいんだよ
は当たり障りのない言葉だけど躾や教育的にはよろしくないと思います。

周りが静かにできるところでできないなら迷惑をかけているかもしれない。
周りがみんな理解しているのに自分ひとり理解できなかったら、ついて行けなくて本人も苦しい。

結果より頑張ってることを褒めよう

結果はすぐについてこないことが多いですが、
普通の子より苦手な事を頑張っていることが多いです。
寝坊せずに学校に行っている、周りと合わないの分かってるけど抑えている。

普通なら大人から考えれば「当たり前じゃん」となることでもめっちゃ頑張ってやっとスタートラインに立っています。
まずは、その頑張っていることを褒めるところから始めて、それで達成出来たら褒める。

出来なかったときは、そもそもスタートラインに立つ時点で全力疾走・無我夢中なので必死過ぎてなぜできなかったのか?これから何をすればよいのか?なんてわかんないことが多いので、1つ1つ分解していけるとわかりやすいです。

まとめ

発達障害で自己肯定感が低くなる要因としては、水面下で必死に全力で頑張っているのに、そこは一切評価されないしヘトヘトでたどり着いた結果が上手くいかないと、比べられ蔑まれサボっていると言われる。

これが10年20年続いて頑張っても頑張っても普通に成れなくて、
周りが求めるレベルに達せなくてどんどんどんどん
私はもうだめだ、何にもできない
となるのです。

でも、頑張っているけどなんでうまくいかなかったか?がわかれば成長もできるし、頑張っている過程を分かってくれるだけで、自己肯定感が下がるのを止める効果はあります。

褒められない!でも褒めるだけもなんか違う!!と超わがままですが、
家でいるときくらいは甘えさせてあげてもいいんじゃないでしょうか?


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