とっ散らかった頭のままどこへ行くのか

この最近、ずっと何とかしたいと切実に思っていることがある。
それは、頭の中をスッキリさせたいということ。

一つのことに集中できない。
何かをしていても思考があちこちに飛んで、「ああ、あれもやらなきゃ」
「これもやらなきゃ」と別のことが気になる。
気になることがあれこれアブクのように浮かんできて、落ち着かない状態になる。
今もこの文章を書きながら、「あ、美容室の予約入れなきゃ」「木曜日の食事会に行くタクシーを予約しなきゃ」「次回のオンラインミーティングのメールを送らなきゃ」「塾の迎えの時間、何時だったっけ？」と、いろいろ雑多なTo doが浮かんでしまい、落ち着かない。
テレビやネットを観ていても別のことが気になって、メールを開いたり、本を開いてみたり、落ち着きがなさ過ぎる。
ボーッとすることも出来なくなった。
温泉に入っていても、そよ風に揺れる木々を見ていても、焚き火の炎を見ていても、常に思考はグルグルとフル稼働している。

今日だって本当は期限が迫っているレポートを書くために、わざわざファミレスに来たのだけど、全然進まない。
（今noteを書いている場合じゃないのに、書いているし…）
頭がごちゃごちゃとスッキリしていないせいか、レポートにまつわること文章が何も浮かばない。
現実逃避も加わっているのかもしれないけど。

私の頭の中は、「ごちゃごちゃと要らない物とで溢れかえっている部屋」と同じ風景が広がっている。
不要なものを全て取り捨てて、必要なものだけ最小限に残して埃一つない部屋になったら、どんなにスッキリするだろう。

数年前までの私の周りの世界は限定的だった。
目の前のことに没頭できていた。
それが、年々と情報処理に頭が追いつかなくなってきて、いつも何かに追われている状態なった。
冷蔵庫には今何が入っているのか、買い足さないといけないものは何か。
明日はお弁当がいるのか、家族の予定はどうなっているのか。
今やっている案件の段取り、締切、誰にいつ何を報告するのか。
ずっとずっと追われている。

頭の中がとっ散らかったまま、物事を考え、決定してきた。
振り返りも整理もしないまま。
これがずっと続くのだろうか。