【要約】独学大全|独学で新しいことをマスターしたい方へ
「勉強したいことがあるのに、いつも独学が続かない。。」
そんな方にぴったりの一冊を紹介します。
今回は読書猿著「独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法」について解説していきます。
この本は、有名ブロガーである著者が、ギリシャ時代の古典から最新の論文まで、先人たちが残したあらゆる「知」に関する内容をまとめています。モチベーションの保ち方や時間の作り方、読書法など独学に役立つ内容が満載です。
この本は多くの学びたい人に読まれ、2020年東大生・京大生が読んだ本ランキングで1位を獲得しています。
この本で紹介される独学のテクニックを取り入れれば、独学で自分の学びたいことを習得できるようになります。一緒に学んでいきましょう!
なぜ独学が重要なのか
なぜ、独学が重要なのでしょうか。独学には以下3つのメリットがあります。
独学は自分ひとりでやるため、好きなペースで進められます。また、誰かに教わったり塾などに入るよりお金を節約できます。さらに、自分の知らないところだけにしぼって勉強できます。
独学にはこのように大きなメリットがある一方で、独学で何かを習得するには、正しいやり方やコツを知らないと途中で挫折したり、非効率な勉強になってしまいます。
そこで次章からは、本書で紹介されている55のテクニックの中から、多くの人がすぐに実践できそうなものを厳選して解説していきます。
1/100プランニング|やる気が上がる目標の立て方
おすすめの独学テクニック1つ目は「1/100プランニング」です。
これは計画を小分けにするテクニックで、目標を一旦数値化し、その1/100の小目標を設定するというやり方です。
人は計画が大きすぎると、先が見えずになかなか行動できなかったり、途中で達成感を感じづらくなり挫折しやすくなります。
具体的には、
と言ったように目標を1/100まで細かくします。
このように計画を小分けにすることで、目の前にすぐに達成できる小さな目標ができます。これによって心理的な負担がぐっと下がり、行動しやすくなります。また、達成感も小まめに得ることができます。
習慣レバレッジ|いつも三日坊主で終わるみなさんへ
おすすめのテクニック2つ目は「習慣レバレッジ」です。
これは三日坊主を避けるためのテクニックで、新しい行動をすでに習慣化された行動にひもづけることで、その新しい行動を習慣化させるというものです。
習慣化することで、人は意識しなくてもその行動を継続できるようになります。
具体的には、習慣化された行動の直前OR直後に、習慣化したい新しい行動を行います。習慣化された行動とはSNSチェックなど、一日何回も行うものでも良いし、毎日決まった時間に行うものでもかまいません。
ちなみに本書では、食事の直前または直後に新しい行動を行うことをおすすめされています。食事はどんな人でも必ず、かつある程度決まった時間に行うので習慣化しやすそうですね。
ポモドーロ・テクニック|もし作業中に気が散ってしまうのなら、この方法がおすすめです
おすすめのテクニック3つ目は「ポモドーロ・テクニック」です。これは、短時間の作業と休憩をくり返して、常に集中した状態を作り出すためのテクニックです。
人の集中はそんなに長続きしません。細かく時間を区切ることで一度状態をリセットすることができ、また時間を意識しながら作業できます。
やり方としては、
時間を測る際は、スマホではなくキッチンタイマーを使うのがおすすめです。スマホを触るとSNSやメールなど、タイマー以外のことに意識が向いてしまう恐れがあるためです。
なかなか作業にとりかかれない人のためのテクニック
本書では、なかなか勉強をやり始めることができない人のためのテクニックが紹介されています。
あなたは、実際何かに取り組もうと決意しても、いざその時間になるとめんどくさくなって着手せず、結果的にサボってしまうことはないですか?
そんな時に使えるのが、タイマーを使ったテクニックです。実際これを私も試してみましたが、おもしろいほどにめんどくさかった作業にとりかかることができました。
具体的なやり方は、本書で確認してみてください↓↓
まとめ
今回は、読書猿著の「独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法」について解説しました。
著書ではこの記事に書かれている内容をより詳しく説明していることに加え、「何から学び始めるか決める方法」や「最速かつ効果的な読書法」、「文献・資料の検索方法」などなど、今回触れられなかった様々な独学テクニックが説明されています。
「独学で何かをマスターしたい!」という方は実際に手に取って読んでみてください。
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