【1/6〜1/12】前髪、神保町、ピリッ、大雪、刻む、ゆっくりする
1/6(月)
昼休みに前髪を切ってもらいに行き、マツキヨで買い物。ナナが弁当を食べ始めるタイミングで事務所を出て、弁当箱を布に包んでいるところに戻った。「いま前髪切って、マツキヨも行った」と報告したら、「早い」「新しい昼休みの使い方」と褒めてくれた。
ナナはわたしのほしい言葉をわかってる。
1/7(火)
へとへとになって、神保町に逃げ込んだ。喫茶店でコーヒーを頼み、元気になるのを待ってから丸香に並ぶ。正解を選びたくなくて、いつものかけうどんではなくわかめうどんを頼んでみたら、正解だった。正解はひとつではないのだ。
ブンケンロックサイドにスポーツの書架がなくなっていた。学生時代にNumber創刊号を探しに行っていたけど、ここで出会える未来はなくなったのだな。ブルータス3号の表紙には女の乳首があった。
文章ゼミ。みさとちゃんが「めんどくさいと思うものはワクワクにつながることが多い」と書いていて、ほんとうにそうだと思う。終わった後、それぞれにこれからやりたいこととか、いま何を考えているとか話し合ういい時間。
また来週と言い合える最後の日だった。
1/9(木)
今年度イチ香ばしい案件。行きの新幹線が運転見合わせになり予定がちょっと遅れ、1ピリッと。カメラの望遠が足りず被写体が遠くて2ピリッと。今すぐ原稿仕上げなきゃなのにPCもスマホも充電がなくなりカフェに走り3ピリッと。原稿も写真加工も思うように進まず、ピリッと…ピリッと……。
19:20東京駅着。19:28発の新幹線を逃すと次は1時間後。はらぺこは早足でニューデイズに突撃し、視界に入ったシウマイ弁当をゲット。流れるようにノンアルビールを確保する。完璧な動線で秘技セルフレジを突破し、最短でミッションをクリア。そのままホームへ滑り込む。座れた。
プシュ。いざ茶色い弁当。
う、う、うまい…!こんなに美味しかったっけ。
シウマイ弁当とビールは優勝できるのだな。自分の労い方をまた一つ習得した。
1/10(金)
朝起きて、カーテンを開けたらすりガラスの外が白い。お茶を淹れようとキッチンに行ったら、先に起きていた妹に「雪すごいよ」と教えてもらう。ベランダのある窓をのぞくと雪景色があった。
アパートから少し離れた駐車場には、20センチほど雪が積もった愛車がぽつんと埋もれていた。軽自動車の愛らしさは、雪の日にとりわけ強く感じる。ぼってり積もった白いのを、ざくりと下ろして今日が始まった。
1/11(土)
ひたすら野菜を切る作業が好き。
最近キャロットラペに凝っていて、薄くスライスしたニンジンを千切りする快感を味わっている。千切りできるスライサーを使えばすぐだけど、いかに美しく刻めるかを挑む時間がなくなるのは惜しい。
今日は大量のなますを生産。包丁を持つ手が痺れた。
1/12(土)
ゆっくりしないと気づけないことがあるから休みは大事よね、といいながらちゃんと仕事した。