<2/3話>「できないことではなく、できるようになったことを数えろ」自己決定理論【ランタンnote】
(*ランタンnote毎日更新|8日目)
こんばんは、AKIです。
学習者のレベルアップを助けるサイト「LearnTern」の運営とかとかやってます。
僕のメイン昼ごはんは「ミックスナッツ」なんですけど、毎日食べても全然飽きないのはどうしてなんですかね。と思ったら、別に米も飽きないか。穀物はそうなのか。近況おわり。
さて昨日は自己決定理論の3つの軸の一つ「自律性」を紹介しました。「決定と選択肢」の話です。
今日は二つ目の軸、「有能さ」を紹介します。
第二の軸「有能さ」とは
「自律性」:自己の行動を自分自身で決めることに対する欲求
「有能さ」:自分の能力とその証明に対する欲求
「関係性」:周囲との関係に対する欲求
ミサちゃんの話をします。
最初は親に無理やり通わされていたピアノ。面白くありません。本当は友達とかくれんぼしたりゲームしたりしたいのです。
でもミサちゃん、毎週続けていく内に上手く弾けるようになってきました。先生やお母さんも褒めてくれます。
気がつけば、毎週ピアノ教室に通うのが楽しみになっていました。
まあミサちゃんなんていませんが、自己決定理論における「有能さ」はこんなイメージです。
できるようなれば、やる気になります。
どんどん上達を目指すようになります。
間違ってもミサちゃんに「どうしてこんな簡単な曲も弾けないの! もっと練習しなさい!」なんて言っちゃダメです。
このあたりは自己効力感とも絡むテーマですね。
興味ある人は、下の記事を覗いてやってください。
「有能さ」を感じるために
ミサちゃんのように「有能さ」を感じるためにはどうすればいいでしょうか?
今回はシンプルな方法を紹介します。
僕らは「できること/できないこと」を数えがちですね。
今はオンライン世界の発展により、自分より優れた人間をすぐ見つけられます。
そういう人と比べて「できない」ことを数えてしまいます。
「今の自分には何ができないか」
それを考えるのは大事なことです。
けれど、できないことばかり数えてはいけません。
それではしんどくなるだけです。
辞める理由になってしまいます。
数えるのは「できるようになったこと」です。
細かくてもいいです。ほんの少しの上達を褒めてあげましょう。
そもそも、小さな変化に気がつく能力は学習者にとって重要です。その差異がなぜ生まれたのかを考察することで、学習効率を上げることができます。
昨日の自分と競争しましょう。
振り返って、何歩進んだのか数えましょう。
そればかりしていてはダメですが、学習意欲を保つには大事なことです。あとカンタン。
明日は第三の軸「関係性」
今日のnoteはちょっと短めですね。
でも学習中に「有能さ」を感じるのはそれくらいカンタンなことなんです(お昼休みにサクッと書いてるから短くなったわけではない)。
「できるようになったこと」を数える。
ただそれだけ。
だんだんと解像度を上げられれば、学習意欲だけでなく学習スキルも伸ばしていけます。
さて明日は自己決定理論3つの軸の最後「関係性」です。
学習意欲を燃え上がらせる「3つのK」を紹介します。
じゃあ。
(↑締めテキトーか)
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「できないから、やりたい。持ってないから、欲しい。なっていないから、なりたいんだ」
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