全力ワーママにはなれなかったけど…
2024年も残すところあと数時間なので、今年の振り返りを書き残します。
子どもに尽くした育休期間
3月までの育休期間、私はとにかく育児をした記憶しかありません。
「育休なんだからそりゃ育児して当たり前でしょ」って感じですが笑、本当にひとかけらの後悔もないくらい子どもに向き合えたなぁと思っています。
特別なことをしたわけではありませんが、とにかく毎日一緒に遊びました。
子どもがやめるまで永遠に鬼ごっこをしたし、
親もドロドロになるまで砂で遊んだし、
読み聞かせも「読んで」と言われたら毎日全部読みました。
こういった子どもと遊ぶことを「疲れた」と全く思わず楽しめるのが、自分の良いところだったんだなぁと、仕事復帰をしてから気づきました。
育休期間中、家事も多少はしてたし、たまには職場復帰のことも考えていましたが…
とにかく子どもが起きている間は子どものために自分の時間と労力を割くという気持ちで毎日過ごしていたように思います。
「何事にも全力」が強みだったのに
自分で言っていて恥ずかしいですが、小さい頃から「どんなことにもいつでも全力」だった私。
高い目標も、詰め詰めのスケジュールも、気合いでいつも乗り越えてきました。
「才能はないけど根性はあるッ!」みたいなタイプでした。
そのせいか、教員夫婦のフルタイム復職はとても大変だと先輩方から聞いていたものの「死ぬ気でやって乗り越えるぞー!」と思っていました。笑
…でも、無理でした。
頑張ってみたけど、すぐに心も体も崩れてしまいました。
頭もからだも動かなかった
「まだ復職したばかりだよ」
「今まではいつもなんとかやってきたよね」
「こんなところでつまずいてどうする」
と自分に問いかけて家庭と仕事の両立を試みましたが…
頭が真っ白になって動悸がする日々を繰り返すうちに、毎日頭も体も動かなくなっていきました。
人生の「寄り道」ができた
これまでは進学、就職、結婚、出産…と、いろんなご縁に恵まれて自分の進みたい道をどんどん歩んでいました。
しかし休職したことで自分のことを捉え直したり、新しい考え方ができるようになったりして、かけがえのない「寄り道」ができたなぁと思っています。
心身が崩れている時期はとても辛かったですし、
「周りの人々が各々の道を歩んでいく中で、自分は動き出せず止まったままだ…」と落ち込むこともありました。
でも、休職したということも今後の自分のためになると今は思えています。
全力ワーママにはなれなかったけど…
職場のママ先生たちは、家事も育児もバリバリこなして元気に激務をこなす猛者ばかり。笑
私もそんな人たちのように頑張るぞ〜!と思っていましたが、休職→復職へという別ルートを通っています。
休職してすぐは、理想とする自分になれないことがショックで…。
X(旧Twitter)での「やっと金曜日〜!」みたいなワーママさんたちのつぶやきを見て、不甲斐ない気持ちになっていました。
でも今は、一時は退職を悩んだけれど復職することを決断した自分のことをちょっぴり誇りに思っているし、
復職訓練もフルタイムになり、最後の段階まで辿り着いた自分のことを毎日褒めながら働いています。笑
全力ワーママには程遠い現在ですが、ガクンと深く崩れる状態を回避しながら楽しく過ごしています。
2025年の目標
細かい目標はたくさんありますが、大きな目標はシンプルに。
「復職訓練を無事終えて復職すること」
この目標達成のためにぼちぼちやっていきたいと思います。
お読みくださったみなさま、
今年一年本当にありがとうございました!