発酵食品の歴史 世界編
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
もともと発酵食品が大好きでしたが、最近はそれに拍車がかかっています。
色々調べるようになりました。
知れば知るほど面白い。
せっかくですから、それをまとめて記事にしました。
興味のある方は、こちらを読んでみて下さいね。
ついでに、世界の発酵食品についてまとめてみました。
とはいっても、本当に大まかでおおざっぱです。
①~紀元前7世紀頃
〇紀元前4000~3000年頃、エジプトで発酵パンが作られる。
文明が発達したところです。それは、食べ物も同様なのですね。
〇紀元前3500年頃、中近東で山羊や羊のお乳から、ヨーグルトやチーズが作られる。
「山羊や羊」というのがポイント。
私は最初に牛を思い浮かべました。普段食べているのがそれだからです。
もちろん、日本にも山羊や羊から作られたチーズが売られていますが、牛乳を原材料にしたものが大半です。
あまり意識していませんでした。
今度は、どの動物からできているのかを確認してみようかなと思います。
〇紀元前3500年頃、メソポタミア(現在のイラク周辺)で、ビールが造られる。
お酒は本当に昔からあるのですね。
お米ではなく小麦が主体ですから、ビールなのでしょう。
〇紀元前1000年頃、中国でなれずし(熟れ鮨)の原型になるものが食べられる。
さすが、中国。
「食」に対する意気込みやエネルギーを感じました。
②紀元前7世紀~4世紀
〇紀元前7世紀頃、中国でひしおが造られる。
おみそやおしょうゆの原型です。
かなり味が濃かったらしい。
〇紀元前3世紀頃、ローマにパン職人の学校ができる。
主食ですから毎日食べるもの。
需要もかなり多かったのでしょう。
〇紀元前1世紀頃、ローマで魚醬が使われる。
古代ローマの美食家アピキウスが書いたお料理本に、魚介類を使った調味料が紹介されていた。
この頃からグルメは存在していたらしい。
〇中央アジアでは、馬のお乳からお酒が造られた。
チーズではなく、お酒というのが面白い。
私はお酒が飲めないので、試せないのがちょっと残念。
③5世紀から15世紀
〇6世紀頃、ヨーロッパでバターが食べられる。
チーズが先で、バターが後だったらしい。
意外でした。
〇9世紀に、イタリアでゴルゴンゾーラチーズが造られる。
青カビタイプのクセがあるチーズ。
私は大好きですが、強い匂いが苦手な方も多い。
チーズ界の鮒寿司みたいな感じでしょうか。
〇13世紀に、韓国でキムチの原型ができる。
最初は辛くなかったとのこと。
赤くないキムチは想像しにくいですね。
〇13世紀に、スイスでエメンタールチーズが造られる。
ヨーロッパはチーズ好き。
食卓に欠かせない物なのでしょう。
パン、お酒、調味料、チーズ。
発酵食品はたくさんありますが、主に上記4つの観点からまとめてみました。
場所によって作られるものが違ってきます。
その土地と環境に合わせたものが、一番身体にしっくりくる。地産地消が自然なのだと思いました。
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