一石二鳥
以前から、「無心になる」という状態に憧れています。
ところが、私はめがねをかけた煩悩発生機。
瞑想セミナーを受講したくらいでは、無心になれません。
多くの人が、その素晴らしさを語っています。
「すっきりした」
「集中力がアップした」
「気持ちが穏やかになった」
かなり効果はあるらしく、リピーターが多いとのこと。
うらやましいなあと思いつつも、自分には向かないと諦めていました。
でも、つい最近「無心になる」ことに成功したのです。
その方法をご紹介しますね。
これです。↓
『ピーナツの殻むき』
このとき私は、ちょっと嫌なことがあり、ストレスを感じていました。
なかなかイライラがおさまりません。
それを紛らわすために、ピーナツの袋を開けました。
外側の殻を割り、豆の薄皮をおや指とひとさし指でむいていく。
気がつくと、全部むき終わっていました。
かかった時間は、約40分。
その間、何も考えていませんでした。
「ああ、これが無心になるということなのか」と、納得したのです。
確かにすっきりしました。
ストレスも消えましたし、気持ちの波が静まったのを実感したのです。
ちょっとびっくりしました。
瞑想には色々な方法があり、時間や場所は関係がないのかもしれません。
少なくとも、私はピーナツの殻をむくことで無心になれました。
おやつを食べながら瞑想ができるという、一石二鳥の方法です。
たとえ無心になれなかったとしても、おやつは食べられる。
元は十分取れるでしょう。
瞑想したくなったら、殻つきのピーナツを買いに行く。
その日を楽しみにしています。