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変化する豆まきの方法
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
私は豆が大好きです。
ご飯のお供には納豆。
おやつに黒豆せんべい。
お料理をする時は、お味噌にお醤油が欠かせません。
主役ではありませんが、なければ成り立たないものの一つです。
そして今日は節分。
お豆さんが主役の日なのです。
普段は食べ物を投げたりしませんが、今日は特別。
食べるよりも優先される任務を背負っているのです。
旧暦では大みそかに当たる、節分。
新年を迎える前に、邪気を祓うという儀式です。
豆に託された、魔物を祓うという役割。
昔から、穀物には霊力が宿るとされています。
それだけ、霊力の強さを期待されているのかもしれません。
豆まきの際に「炒った豆」(炒り豆)を使うのは、外にまいた生の大豆が発芽すると「魔芽」になり、縁起が良くないからとのこと。
まめを「魔目」や「魔滅」にかけて、魔物に向かって投げると、魔を滅ぼす。
このご時世ですから、鬼だけではなくてウィルスにも外に出てもらいたいという願いも込められているようです。
豆まきの習慣は、武家社会から始まり徐々に庶民へ広がったらしい。
何となく庶民からだと思っていたので、意外でした。
その豆まきが、最近はやりにくくなっているところもあります。
たとえば、マンション。
まいた豆が共用部分に散らばり、クレームになっているという話を友人から聞きました。
靴で踏んでしまったりすると、さらに汚く見えます。
誰がそれを掃除するのかという問題が出ていて、困っている。
清掃員さんが毎日お掃除してくれるマンションならともかく、そうでないところは、ずっとそのままになってしまう。
まいた方がちゃんと片付ければいいのですが、そうしないお宅もあり、難しい問題になっているそうです。
明確なルールはありません。
やらないようにとも言えないので、落としどころを決める必要があります。
○窓や玄関は閉める
○遅すぎない時間にする
○家の中でまく
こんなところらしい。
せっかくの伝統行事ですから、多少やり方が変わっても続けていきたいですね。