ドイツパン
先日、お気に入りのカフェに行きました。
駅から近いのですが、ショッピングモールとは反対の方向なので、あまり人が来ないのです。
おかげで、静かさを堪能しながら、のんびりした時間をすごすごとができました。
このお店は、ドイツパンを扱っています。
ハードタイプで、食べ応えがあり、満足度は大きい。
行くと必ず食べるパンがあります。
それは、
あんこギッフェリ です。
どうしても、あんこギッシリにしか読めません。
説明書きを読むと、ギッフェリはドイツ語で山頂という意味だそうです。
スイス語だとクロワッサン。三日月ですね。
同じパンでも表現が違うので、面白い。
山か、月か。
どちらも自然をモチーフにしています。
一般的なクロワッサンは、軽くて皮がパリパリしていますが、このお店は真逆です。
しっかりした歯ごたえの生地に、黒ごまがまぶしてあり、見た目は焦げ茶。
中には、あんこがギッシリ詰まっています。
塩気のあるパンと、甘いあんこがベストマッチ。
お店の人が、人気ナンバーワンだと言っているのも頷けます。
たまに売り切れていることがあるので、今回はラッキーでした。
カフェラテを飲んで、人心地つくと、今度はしょっぱいものが食べたくなってきました。
甘いもの → しょっぱいもの。
危険なループにはまりそうな予感がします。
並べられたパンは、どれも美味しそう。
プレッツェルもあるし、白ごまがのったパンもある。
りんごのデニッシュも捨てがたい。でもしょっぱくないからどうしよう。
選んだのは、ほうれん草とチーズのパンです。
見た目は、深いみどり色。
ペースト状のほうれん草と、クリームチーズが混ざっています。
ほうれん草独特の甘みとチーズの塩味が、口の中でゆるやかに動きました。
じっくり味わいます。
具が持っている個性の強さを受け止めて、押し返すしっかりしたパン生地。
噛みしめると、素材の良さが伝わってきます。
おいしかった。
家では和食なので、外食したときにしかパンは食べません。
貴重な、パンを食べる時間です。
次回は、プレッツェルとマンゴータルトにしようと思いました。
今から楽しみです。
今回注文したものです。
パンは温めて出してくれるので、ありがたい。
近所にお気に入りの店があるのは、嬉しいですね。