知らないまちを歩く 4
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな、
ひらさわあけみです。
このシリーズ?も4回目です。
前回までのあらすじ。
食いしん坊なひらさわあけみは、
初めてのまちを散策中にタコス屋を発見。
スモークチキンタコスを食べたにもかかわらず、
不本意な結果に終わってしまった。
その後、友人と一緒に6人で本格的な中華料理店に行き、
リベンジを果たすべく、美味しいものを食べまくっている。
ポテトサラダ、ぎょうざ、小籠包、油淋鶏を制覇した。
詳細はこちらです。
https://note.com/akemi4hirasawa4/n/n352dc8e43f78
さて、主食を注文しました。
中華料理の定番。
チャーハンです。
「高菜チャーハン」にしました。
大きな平皿に、薄い茶色のご飯。
湯気を吸い込むと、香ばしさが身体に広がるようでした。
早速、いただきます。
高菜と一緒に炒められた玉子が。
高菜の塩気を中和してくれました。
パラリとした食感。
噛むと、油で覆われたご飯が、
口の中ではじけるように動いています。
時々ジャスミンティーを飲み、すっきりさせていました。
美味しいものを食べていると、会話も弾みますね。
笑顔でいっぱいの食事は、
気持ちをリラックスさせるのに、ぴったりです。
一粒も残さず食べ終わりました。
次は、「鉄板フカヒレあんかけおこげ」の登場です。
雨が降り、寒い日だったので、
鉄板が立てる、じゅぶじゅぶという音もごちそうの一つ。
新しい取り皿をもらい、真っ白いレンゲで、
茶色のとろりとしたあんかけと、おこげをすくいました。
思ったよりも鉄板が深く、ご飯がみっちりしています。
焼き色がついた、アツアツのおこげ。
あんかけと一緒に、口の中へ入れました。
鉄板で焼かれたおこげと、
あんかけの閉じ込められた熱さにおそわれて、
思わずジタバタしてしまいます。
おしょうゆ味にくるまれたフカヒレは、
おこげを隠すようにかぶさり、
覆いつくしました。
まとわりつく食感は、チャーハンと全く違います。
全員、夢中でレンゲを動かしていました。
カニと一緒で、
黙ってしまう食べ物のひとつかもしれません。
「おいしかったね」
「これなら、麺類も期待できるなあ」
ということで、
「刀削麺」を追加しました。
まだ食べるのか?と言われそうですが、
6人ですから大丈夫。いけます。
運ばれてきた大きなどんぶりの中は、
赤い色をしていました。
うーん、辛そうだなあ。
辛みがきついものは、苦手なのです。
でも食べたい。
具もたくさんのっているし、身体もあたたまるでしょう。
用心して、少しだけよそいました。
もちもちの麺に、辛みスープ。
おいしい。
だけど、辛い。
おとうふやきのこが、優しい味にしてくれるのですが、
やはり辛い。
ジャスミンティーに助けてもらいながら食べたのですが、
一回しかお代わりできませんでした。
もっとたくさん食べたいな。
これは、別の料理を頼むしかありません。
私は、キープしていたメニューを読み始めました。
そして、注文したものは……。
つづく。