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おうち定食 35 蒸しガキ

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

12月がもうすぐ終わりますね。

寒さが深まってきました。
この時期は、マフラーや手袋が手放せません。
できれば、こたつでずっとぬくぬくしていたい。

でも、
でも、
寒いけれど、会いたいから出かけます。

いざ、スーパーへ。

お気に入りのお魚コーナーには、
大好きな貝類も並んでいます。

吐く息が白くなってくると、売り場面積が大きくなる。

その名は、「カキ」

今回は、時間もかからず簡単にできるカキ料理をご紹介しますね。

●蒸しガキ  昆布バージョン

材料    1パック分

カキ    6~8粒
→目が合ったものにして下さい。相思相愛が理想です。
→大粒の方が使いやすいですが、小さくても大丈夫。
塩     適量  
昆布    20センチくらい 

→好みのものを使って下さい。
私は、利尻昆布が気に入っています。
大根おろし 適量
お酒    適量
ポン酢じょうゆ  大さじ3 

下ごしらえ
〇カキはザルに入れて塩を振り、ぬめりを出しましょう。
その後、水で洗い流します。
しっかり水気を切って下さい。

〇昆布は水でぬらして、柔らかくしておいて下さい。

〇蒸し器から湯気が立つくらい、熱くしておきましょう。

作り方
①深皿に昆布を敷いて、
重ならないようにカキを並べます。

②カキにお酒を振ってから、
湯気の立った蒸し器に器ごと入れて下さい。

③カキに火が通ってふっくらとしたら、器ごと取り出しましょう。
→熱いので、気をつけて下さいね。
うっかり触ると水ぶくれになります。(経験者は語る)

④カキに大根おろしをのせれば、出来上がり。

ポン酢じょうゆでいただきます。

お箸で、そうっとカキをつまむと、
その身から、
耐えきれないといった風情を見せつつ
したたり落ちるジュース。

大根おろしがずれないように、
角度を考えて
ポン酢じょうゆが入ったお皿に付けます。

口の中に入れると、
磯の香りをともなって、
予想以上にエキスが広がりました。

じっくり味わおうとするのに、
慌ただしく動いてしまう。

喉を、海が通り抜けていくような感覚。

大根おろしと
酸味のあるおしょうゆが、
安定したステップを踏み
カキを引き立ててくれます。

思わず目を閉じて、
口の中だけに神経を集中させました。

クセの強さを
柔らかな食感で包み込み、
誘われると
抵抗できなくなる。

おいしかった。

1パック分、1人で食べてしまいました。

お皿に残ったのは、
カキから出たジュースと昆布のみ。

カキジュースは、
ご飯にかけて海苔をちらし、
おしょうゆを少しだけ垂らしました。

これだけでご飯が一膳分食べられます。

昆布は細かく刻んでスープに入れました。
いい隠し味になるでしょう。

カキが好きな方は、試してみて下さいね。

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