おうち定食 2
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな、
ひらさわあけみです。
連休が続くと、外食が多くなります。
お外ご飯も大好きですが、
それが続くと、胃が疲れてしまう。
具合が悪い、というほどではないけれど、
すっきりしない。
なんとなく、身体が重い。
そういう時は、おかゆにしましょう。
定番のシンプルなおかゆの作り方を、ご紹介しますね。
白がゆ
材料 2人分
米 60㏄ 水 420㏄ 塩 ほんの少し →なくても大丈夫。
※お米に対して、7倍のお水で炊きます。
①お米を研いで、水をきります。
鍋に入れて水を加えましょう。
②鍋を火にかけて、
煮立つまではやや強めに熱します。(強めの中火)
③沸騰したら一度、しゃもじでかき混ぜます。
※優しくしてあげて下さい。
④吹きこぼれないようにフタをずらし、
ふつふつと煮立つ程度の火加減で、
25分から30分炊きましょう。
⑤フタを戻して、約10分蒸らします。
多少時間はかかりますが、とても簡単。
だからこそ、丁寧な火加減がポイントになります。
自分の目と耳で確かめて、調節して下さい。
おかゆは、「粥」と書きます。
弱いお米、と書くように、身体が弱った時、
胃が疲れたときの食べ方なのです。
たくさん食べる必要がないし、水で膨らみますから、
お米の量は、約半分で済みます。
味つけは、塩のみ。
物足りなければ、梅干しにしましょう。
苦手な方は、
かつお節におしょうゆを少しかけたものを、のせて下さい。
シンプルな味つけは、飽きが来ません。
おうちご飯は、それが一番なのです。
子どもの頃、身体が丈夫ではなかったので、
母がおかゆを作ってくれました。
普通に炊いたご飯は、
強すぎて食べきれなかったけれど、
おかゆは、すうっとなじむように入るのです。
単に、お米を水で煮ただけのものじゃないか、
と思っていた時期もありました。
でも、自分で料理をするようになってから、
シンプルなものほど、
作り手の意識が出やすい
ということが分かったのです。
いい材料をそろえる。
きれいな水を使う。
匂いをかぐ。
変わっていく音に耳を澄ませる。
鍋の中を見て、状態を確認する。
自分のきげんで、味が微妙に変化します。
同じ材料、同じ手順、使い慣れた道具とキッチン。
それを味方にできるかどうかは、自分次第。
料理は、五感をフル活用して、
「掌に込められた愛」を表現するもの。
家庭料理は、
それを一番味わえるジャンルかもしれません。
予告
次回のおうち定食は、
「おじや」です。
お米からおかゆを炊くのが面倒な時には、
おじやがぴったり。
簡単なレシピを紹介しますので、
楽しみにしていて下さいね。
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