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オードリータン氏から学んだママ友との付き合い方

「希望の方は合同で担任の先生にお礼を贈りませんか?」
年度末という事もあって、息子と同じクラスのママさんにお手紙を送ってみました。

するとありがたいことに全員から「参加します」とお返事がきました。

お互いの距離は尊重したい

いろいろな考えを尊重したくて、やりとりの方法は複数作りました。

1.クラスのLINEグループに入ってもらう
2.LINEグループは入らないが私とやりとりをする
3.LINEはせずに手紙だけでやりとりをする

結果、ほとんどの方は1だけれども、わずかながら2や3も存在します。
正直をいうと1に焦点を当てた方が楽だけれど、2と3の人とはそれ以外の使えるツールでそれぞれに連携をとっています。

去年も同じような企画を行いましたが、今年の方が心に迷いを感じることなく対応できています。

その理由はオードリータンさんのある言葉が心に沁みているからだと思います。

「誰も置き去りにしない」

オードリータン氏について書かれている本の中で、彼女がAIがもたらす「ゆとり」についてこんな言葉で述べています。

台湾で教育や健康の話をすると、それは「誰も置き去りにしない」というインクルージョンの考え方につながっていきます。

この「誰も置き去りにしない」という考えは、私が今回のお礼企画をやる上で一番重視しているポイントです。

密に連絡を取り合うことが好きじゃない人もいるかもしれません。
そういう方に対しては一瞬「ちょっととっつきにくい人かな…」と思ってしまうけれど、「先生にお礼を贈りたい」という同じ考えを持つ仲間であることはかわりないので、そのゴールに向かってそれぞれのペースで進んでいきたいなと思っています。

オードリー氏の「誰も置き去りにしない」エピソード

オードリータン氏はコロナ禍における「台湾のスムーズなマスク流通」に関わったうちの一人として有名です。
当初はクレジットカードや実名式ICカードをひも付け、「1人○枚までマスク購入可能」という制度を作りました。

ところが、いざスタートしてみると、この方法でマスクを購入した人は全体の4割しかいないことがわかりました。つまり、現金や無記名式のICカードを使い慣れていた高齢者には不便な方法だったのです。これでは防疫の意味をなしません。
かといって、高齢者に使い慣れた現金や無名式のICカードをやめて、これからはクレジットカードや実名式のICカードを使いなさい、学びなさいと迫るはナンセンスです。

ここで「誰も置き去りにしない」方法に切り替えたのです。

(中略)よって、国民の99.9%が保有している「全民健康保険カード」を使う購入方法に変更をしました。結果として70−80%の人がマクスを購入することができました。

読書が国政とママ友付き合いを繋げた!?

国政とママ友との付き合い方を一緒にするのはちょっと違うかもしれませんが

・同じ環境(園)に居ること
・ビジネスと違って儲けが焦点になっていないこと
・同じ目的に沿っていること

その辺りが共通するので、形を変えて活かすことができているんじゃないかなと思います。

まったく畑違いではありますが、読書って意外なところで役に立つのが面白いですね。

↑この本からいくつか引用をしています。
が、下の本の方が読みやすく、オードリーさんの事をもっと知ることができると思います。移民や外国人に関する考えが日本とは全く違ったことが印象的でした。

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アケガワ カヨ
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