習慣をやめるには目的を明確にして代替行動を準備する!
本日紹介する本は古川武士さんの「「やめる」習慣」です!
「やめたい習慣がある」
「習慣化の仕組みを知りたい」
「いい習慣を身につけたい」
そんなお悩みをお持ちの方におすすめの本になっています。
以前紹介した「「続ける」習慣」の続編です!
「続ける」方に興味のある方はこちらをご覧ください(^^)
本書は悪い習慣をやめるための本です!
タバコ、飲み過ぎ、食べ過ぎなど、誰もがやめたい習慣をひとつは持っているはずです。
その習慣をやめるにはどうすればいいのか?
実例を交えて紹介されているので、とてもわかりやすい内容になっています。
それではその内容について次から解説していきます!
悪い習慣はメリットもある
悪い習慣と言われると、先ほどあげたタバコ、飲み過ぎ、食べ過ぎなどをイメージする方が多いと思います。
例えばタバコは癌のリスクを高めますし、食べ過ぎは体重が増加して健康面で様々な病気のリスクを高めます。
このような話は多くの人が理解してます。
しかし、それらが悪いものだと分かっていても、やめられない人が多いことが現実です。
ではなぜやめられない人が多いのでしょうか?
それは悪い習慣にもメリットがあるからです!
例えばタバコを吸うことでリラックスを得ることができたり、食べ過ぎで美味しいものがたくさん食べれたりします。
このように何らかのメリットがあるため、やめれない人が多いのです。
では、そんなメリットがある悪い習慣をどうすればやめれるのでしょうか?
目的を明確にする
習慣化するときには、それを習慣化する目的を考えると思います。
そして、それと同じで習慣をやめるときにも目的を考えなければなりません。
その習慣を続けると、どのようなデメリットがあるのか?
その習慣を続けると、周りの人にどんな影響を与えるのか?
その習慣を続けると、未来にどうなるのか?
などを考えてみましょう。
すると、悪いところが次々に見つかり「すぐにやめないと!」と思い始めるかもしれません。
しかし、ここで注意があります。
先ほどお伝えした通り、悪い習慣にはメリットもあります。
世の中で悪いと言われるものでも、あなたにとっては他に置き換えられないメリットがあるかもしれません。
それを無視して、無理にやめようとすると相当なストレスになります。
そうなると本末転倒になってしまいます。
そのため、目的を決めるときは、メリット、デメリットの両方から検討する必要があります。
やめるときは別の習慣を用意する
目的が明確になれば、いよいよ悪い習慣をやめる時ですが、ここでも注意が必要です。
メリットとデメリットを比較してやめると決めたとしても、
「悪い習慣をすることでメリットを得れる」
ということは変わりません。
そのため、いきなりやめようとすると、挫折する可能性が非常に高いです。
そうならないように、代替行動を用意する必要があります。
例えば、タバコを吸うことでリラックスを得れるのであれば、リラックス効果を得ることができる別の習慣を用意しなければなりません。
例えば、ガムを噛むことやアメを舐めるなどです。
まずは代替行動を試してみて、問題がなさそうであれば続けて、問題がありそうなら更に別の代替行動を試してみましょう。
習慣をやめることを考えている方は、やめる前に一度考えてみてください。
まとめ
本日は「「やめる」習慣」についてについて紹介しました。
本書では今回紹介したポイント以外にも大切なポイントがいくつも紹介されています。
行動習慣から思考習慣まで、実例を踏まえて細かく紹介されています。
「続ける」も難しいですが、それ以上に「やめる」ことは難しいです。
私もやめられない習慣がいくつもあります(^^;
悪い習慣をやめて、空いた時間をいい習慣に回したいですね。
やめたい習慣がある方はぜひ一度読んでみてください!