第三者から言われて気づくこと、この歳でもあるんだ 〜わたしは負けず嫌いらしい〜
「真さんも相当負けず嫌いでしょ」
今週、打ち合わせで社長と雑談してた時のこと。なんの話の脈絡でそんな話になったか分からないけれど、負けず嫌いな性格で社長はここまで来れたみたいなことを言ってた気がする。
唐突にわたしに向けて言われて「そうかもしれないです笑」なんて返したけど内心「そうなんだ!?!!」てなってた。そうなんだ。
ずっと「負けず嫌い」とは対極のところにいると思ってた。けれど、よくよく考えればわたしは幼い頃から「負けねえ👊」のマインドで戦ってきたな〜て思い出したし、よくよく考えてみればそれって「負けず嫌い」だからこそめげずにここまで来たんかな〜なんて思ってたりもした。
この「負けねえ👊」のマインドになったきっかけは断然兄の影響がめちゃくちゃあります。
わたしには上に兄がひとりいるんですよ。そこそこなんでも出来て尚且つ身長がでかい兄が。まァ〜〜なにをするにも家族や親戚の間で話題をかっさらってく人なんですよね。そんな兄ことは昔からリスペクトしてたし、普通に今も昔も仲は良いんだけど心の奥ではいつしか「どうやったら自分にスポットライトが当たるんじゃろか」なんて考えるようになってました。私なりに頑張ってきたけれど話題にもならなくて透明人間になったような気がしたんでしょうね。
だから色々やった結果、同じフィールドで戦うと話題は兄がかっさらっていっちゃうと結論に至った幼いわたしは、兄よりも少しばかりできたもの/行かないであろうものに力を入れるようになってったんですわ。ただ跡をなぞってくのは状況は変わらないし、だったら思いっきり道を外して行こう!なんて考えた。
だから、水泳よりも剣道頑張ったし、数学よりもとことん日本史を突き詰めた。字が汚いとよく兄は言われてたからとことん上手い字を書けるようになってやろうと書道に心血注いだ。
自分で選択してこれなら頑張れる!好きだ!と思えるものに熱中して、その度に「すごい」と褒められるようになった。勝手に競争してるのはわたしだけなんだけれど、そうでもしないと納得がいかない性分なんだろうな〜〜なんてnote書きながら思った。
真っ向勝負じゃないいかに好きな物や強みを活かして勝てるか、を常に考えてきた人生なんだなと思った。勝手に比べて落ち込んでめげそうになった時もあったけど自分で選んだ道だしなと思ってここまで来た。
今の会社に入っても気がついたら「先輩たちにはない⚫⚫と言えばわたし、みたいなものはないか」を常に探しながら仕事してきたように思える。新人の頃は同じことして経験つもう!と思ってたけれど、より年数重ねてる先輩には勝てないし、なにか自分だけのプラスアルファがないと厳しいと思い始めて模索して今がある。
そんなめげないスタイルを続けてきたから、社長の目にはわたしは「負けず嫌い」と映ったんだろうな〜と気づいたウィークでした。
この「負けねえ👊」のマインドに社会に出てからも知らぬ間に助けられてきたんだなとふと思い返します。人と比較する、というよりかは何に対しても負けねえて思えるし、じゃあ自分が輝ける場所ってどこなんだろう?誰もやってない隙間はなんだろう?と考えるきっかけにもなるんだな〜なんて思ったりもして。幼い頃からそう考えてきたから苦でもないからきっとこうやって生き続けてくんだろうな〜とも思ってます。
自己分析とか他己分析とか就活きりだと思ったけど、まさかこの歳で「自分でそうなんだ!?」と新たな気づきを得たので、noteに残しておきます。