【子育て】保育園に文句言いに行こうと思ったけど

先日、保育園のクリスマス会に行ってきました。
今年度役員をしており、役員にはクリスマス会の劇に少し出てほしい、と。

で、出演したというほどでもない
タジタジの、グダグダの、子ども役を終え。

でも、先生方はこの日のためにしっかり準備をされてきたので、劇そのものは楽しいものとなり

ホンモノのサンタさん(!)も登場したので
子どもたちも大喜びで
役員の仕事行ってよかったな〜と思っていました◎

その後各クラスごとの記念撮影。
小さいクラスから順に。

…2歳児クラスくらいから、
園長はじめ上の先生方の様子が変わってきて。

「ここ見るの!!!!!こ・こ・!!!わかる???
こ・こ!!!」
とカメラの前で叫び出したり

みんなでぬいぐるみを持って子どもの目線をひきつけていたのだけど
目線をカメラに向けない子に対して、そのぬいぐるみを顔に押しつける勢いで(これは私の主観)、顔のすぐそばまで持って行って詰ったり

とにかく
大きな声
大きな声
ちょっと怒鳴ってる声
大きな声…

の連続、連続。

役員たちも、視線を引きつけるためのぬいぐるみを持つよう言われ、
見よう見まねでやってみたけど
当然うまくいかず。。
というかそもそも気も乗らず。

全部撮影が終わって
先生が子どもたちに
「今日のクリスマス会、楽しかったですか〜???」
と聞いたときには、

子どもたちの顔が明らかに疲れていた…

その様子を一部始終見ていて、
記念撮影って何のためにあるのだろう?
と思わずにいられませんでした。

クラスの集合写真なんて、
運動会
生活発表会
遠足
…くらいあれば、もう十分じゃないか。

誰々が下向いてる!とか
誰々がプレゼントで顔隠れてる!!
とか
ワーワーギャーギャー叫ぶくらいなら
記念写真なんていらんし、
複数撮った写真全部、我が子が下向いてたとしても
私は文句言わんけどな…
と思いました。

これでは子どもたちが記念撮影なんて大嫌いになるのではなかろうかと、
心底心配になりました。

で、
本当に嫌な気分になったので
園に文句言おうと思ったのだけど
一旦子どもに話を聞いてからにしようと思い
その日の夕方。

私「なあ、保育園で集合写真撮るときっていつもあんな感じ?
誰々がよそ見してるー!!とか、大きい声で言ってたやん。」

長男「うん、そうやで。(普通の顔)」
と言った後、少し考えて

「今日カメラの方見てない子がいっぱいおったのは、ホンモノのサンタさんが来てたから、みんなそっちが見たかったんちゃうかなあ?」

と。

私にとってはものすごく不快だった記念撮影の場は、長男にとってはさほど苦痛ではなく、
そして、カメラの方を向けない子に対してそういうふうに考えられるように、言えるようになったことにとても驚きました。

そして、子どもから見るとおばあちゃん世代の園長・主任よりも
たった5歳の我が子の方がよっぽど冷静に・正確に物事を見ているような気がしました。

*****

園のやることには、
感謝もあれど、どうかと思うこともちらほらあるけど

長男を見ていると
良いこと・だめなこと・どうでもいいことをそれぞれ見極めて
取り入れたり、受け流したり。
そういうことが、もしかしたら少しずつ出来始めているのかもしれない。

そんなことも考えました。

子どもを育てる中で環境環境ってよく言われるけど
素晴らしい人しかいない環境に身を置かせることだけが良いわけではないのかもしれない。
(もちろん、劣悪な環境には居させたくないけれども)

*****

なんだかまとまっていないけれど
そういうわけで、園に文句を言うのは取りやめにして
子どもたちの様子をもう少しみていくことにしました。

私が文句言っても、実際園と関わるのは子どもたちだし。

子どもたち、どこから学んでいるのかよくわからんけど(家にも園にもあまりいいお手本がいるとは思えない)
少しずつ賢くなっている気がします◎

私も、少しずつ。

*****

小さな幸せがあふれる毎日でありますように◎

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